シャープ、3D液晶テレビ「AQUOS クアトロン LV」シリーズ――4原色技術がポイント | RBB TODAY

シャープ、3D液晶テレビ「AQUOS クアトロン LV」シリーズ――4原色技術がポイント

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60V型「LC-60LV3」
  • 60V型「LC-60LV3」
  • 52V型「LC-52LV3」
  • 46V型「LC-46LV3」
  • 40V型「LC-40LV3」
  • 3D専用メガネのレッド系
  • 3D専用メガネのブルー系
  • 3D専用メガネのシルバー系
 シャープは31日、液晶テレビAQUOS」の新製品として、4原色技術「クアトロン」を採用した3D対応「AQUOS クアトロン3D」の「LV」シリーズを発表。7月30日から発売する。

 60V型「LC-60LV3」/52V型「LC-52LV3」/46V型「LC-46LV3」/40V型「LC-40LV3」の4サイズを用意し、価格はオープン。予想実売価格は、60V型が600,000円前後、52V型が450,000円前後、46V型が370,000円前後、40V型が280,000円前後。

 同シリーズは、フレームシーケンシャル方式により、アクティブシャッターメガネを通して3D視聴を可能にした液晶テレビ。これにより、4月のパナソニック、6月のソニーに続き、同社も国内の3Dテレビ市場への参入を果たすことになる。

 先行2社と比べて大きな特徴は、4原色技術を採用していること。テレビ用液晶パネル技術「UV2A(ユーブイツーエー)」をベースとし、「赤・緑・青」の3原色に「黄色」を追加。従来の3原色では表現が難しかった黄色や金色、エメラルドグリーンなどを色鮮やかに再現し、3Dでも2Dでも高品位な映像表現を可能にするという。

 さらに、光の利用効率が向上したことで映像の明るさをアップ。また、光源となるLEDバックライトに含まれる黄色の波長成分を効率よく使うことができるため、省エネ性能では国内の60V/52V/46V/40V型のデジタルハイビジョン液晶テレビにおいて業界No.1クラスをうたう。

 赤・緑・青・黄の4原色それぞれのサブピクセルを組み合わせて映像を表示する「フルハイプラス」エンジンを搭載。従来の3原色表示と比べ約1.3倍となる約829万個のサブピクセルを組み合わせて表示することで、フルHDの映像にきめ細かさと滑らかさを図った。また、3原色表示と比較して画面輝度を約1.8倍にまで向上。3D用メガネを通しても明るく、さらに、500万:1の高コントラストな臨場感あふれる3D映像が楽しめるという。

 そのほかに、3D表示を行うために、従来は2本の信号ラインで液晶を高速駆動していたが、1本の信号ラインだけで液晶を高速駆動させる当社独自の「FRED技術」を採用。液晶パネル内の配線や部品が少なく、光利用効率を向上させた。

 また、左右の映像を交互に表示する3D映像においては、左右それぞれに前の映像が重なってしまうクロストーク(2重映り現象)が発生しやすい。しかし、4原色技術を採用した同シリーズでは、UV2A技術とFRED技術を組み合わせることで倍速表示を可能とした。左右合計で4倍速にすることで、クロストークを低減させたという。

 加えて、「スキャニングLEDバックライト技術」により、バックライトを高速でON/OFF制御し、分割駆動を行なうことが可能となった。これにより、目の残像感を低減し、クロストークの発生を抑えている。

 そのほかの機能として、HDMI接続で3D収録のBlu-rayディスクソフトをフルHDの高画質で再生可能。デジタル放送の3D番組やCATVなどの3D映像信号にも対応。さらに、デジタルカメラで撮影した3D写真を、テレビにワイヤレスで送ることができる「IrSS」を搭載する。

 また、2D映像を視聴しているときにリモコンの「3D」ボタンを押すと、テレビが映像シーンを分析し、擬似的な3D映像として楽しむことが可能。3D視聴中にリモコンの「3D 明るさアップ」ボタンを押すと、部屋の明るさや好みに応じて映像の明るさを切り替えられる。さらに、3D対応のデジタルハイビジョンテレビ用アクティブシャッター方式の3Dメガネとして業界初(5月31日現在)をうたう「3D→2D変換」機能を搭載。3D映像表示時にメガネのボタンを押すと、3D映像を2D映像として視聴できる。

 おもな仕様として、地上アナログテレビチューナーと、ダブルの地上/BS/110度CSデジタルテレビチューナーを搭載。液晶パネルに直下型LEDバックライトを採用し、解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD。視野角は上下/左右各176度。スピーカーは7.5W×2+15W。インターフェースは、HDMI×3/D5/S2/USB×2/ミニD-sub15ピン/LAN/ヘッドホンなど。付属品はテーブルスタンド/リモコン/3Dメガネ/転倒防止用部品一式など。

 テーブルスタンド装着時の本体サイズと重さは、60V型「LC-60LV3」が幅145.7×高さ95.1×奥行き34.6cm、約47.5kg。52V型「LC-52LV3」が幅125.7×高さ83.2×奥行き28.8cm、約31kg。46V型「LC-46LV3」が幅112.1×高さ75.6×奥行き26cm、約26kg。40V型「LC-40LV3」が幅98.5×高さ67.9×奥行き24cm、約19kg。

 なお、3D専用メガネは付属品のほかオプション販売も予定。7月下旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は10,000円前後。カラーはシルバー系/ブルー系/レッド系の3色を用意。

 また、同社では今後、3D/2Dともに4原色技術を採用した液晶テレビ「AQUOS クアトロン」を展開していく予定。
《加藤》

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