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購入検討者はiPadのどこに魅力を感じるか!?

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iPad購入意向(性年代別)
  • iPad購入意向(性年代別)
  • iPad購入意向(所有キャリア別)
  • iPad認知率(性年代別)
  • iPadへの興味(性年代別)
  • 購入したいiPadのモデル
  • iPadに感じる魅力
  • iPadに惹かれる理由(購入意向率別)
  • 想定している利用用途(購入意向率別)
 アスキー総合研究所は27日、「iPad購入意向調査」の結果を発表した。同調査では性年代・所有キャリア別のiPadの購入意向や、iPadに感じる魅力、想定している利用用途、購入意向と雑誌・書籍の購入頻度などに関して回答を得た。調査はネット上で行われ、調査対象者は12~69歳の男女668人となっている。

 まずiPadの購入意向では、全体の購入意向率(「予約した」+「購入すると思う」)が2.5%、男性が3.3%、女性が1.8%となっている。この数値についてアスキーは、「調査対象の母集団であるPCネットユーザーは推定約7,000万人であり、その購入意向率2%は140万台分の需要に相当する」とコメントしている。

 所有携帯キャリア別の購入意向では、ソフトバンクユーザーが5.3%、ドコモユーザーが2.5%、auユーザーが1.5%となった。

 購入したいiPadのモデルとして、Wi-Fiモデル16・32・64GB、Wi-Fi+3Gモデル16・32・64GBの6種類の中では、「Wi-Fiモデル 32GB」を挙げた回答者が30%と最も多いものの、それぞれのモデルのトータルの購入意向では、「Wi-Fiモデル」が63.6%、「Wi-Fi+3Gモデル」が68.2%と、「Wi-Fi+3Gモデル」の値が若干高い。

 iPadに感じる魅力は?という質問には、29.8%が「ディスプレイの見やすさ、美しさ」答え、以下「タッチ式の使いやすさ」(26.8%)、「音楽・動画・電子書籍等の配信サービスの使いやすさ、便利さ」(21.4%)、「iPodの機能を含んでいること」(16.9%)、「ブランド」(16.8%)などが続いた。一方で28.3%が「魅力に感じることはない」と回答している。

 またiPadの利用用途は、「メール」が76.5%で最も高く、「Safari(Webブラウザ)」(70.5%)、「iPod(音楽等の再生)」(63.6%)、「写真(写真の閲覧)」(47.0%)などが続いている。「アプリ―電子雑誌・新聞」は37.9%となった。アスキーは「ネット利用端末として一般的な結果であり、パソコンの延長として捉えられている面もあるように思われる。ただし購入意向者では「アプリ―電子雑誌・新聞」「ビデオ」「アプリ――仕事」などが高くなっており、これらがiPadの長所を発揮する用途として捉えられている」とコメントしている。

 さらに同調査は、iPadの購入意向率と、雑誌や書籍の購入頻度の関係についても結果を得ている。iPadの購入意向者の35.5%が、雑誌を月に3~4冊以上読むと回答している一方、iPadの「購入を検討する」と答えた回答者の同比率は16.5%、「あまり購入したいと思わない」では11.0%、「購入しないと思う」では13.4%となった。これについてアスキーは、「iPad購入に積極的な層ほど、雑誌の購入頻度が高く、iPadで雑誌を閲読したいという気持ちが購入意向に結びついていると考えられる」と語った。一方iPadの購入意向率と書籍の購読頻度の間には、雑誌ほど明確な関係は見られなかった。

 またiPad購入意向者は日経新聞の購読率が高く、Wiiの利用率が高いという結果となっており、アスキーは「iPad購入意向者は年代が比較的高いだけでなく、ビジネスに関心が高い層と見られる。(Wiiの高利用率については)直観的な操作のゲームを好むためとも考えられる」としている。
《RBB TODAY》
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