中学生の52.2%、サイトからの「丸写し」経験アリ 〜 栄光ゼミ調べ | RBB TODAY
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中学生の52.2%、サイトからの「丸写し」経験アリ 〜 栄光ゼミ調べ

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勉強をする際にインターネットが必要だと思うか【単一回答形式】
  • 勉強をする際にインターネットが必要だと思うか【単一回答形式】
  • 課題や宿題をする際にインターネットを使うことがあるか【単一回答形式】
  • 課題や宿題の際にインターネットを利用したことがある教科【複数回答形式】
  • 課題や宿題の際に利用したことがあるQ&Aサイトや百科事典サイト【複数回答形式】
  • 課題や宿題の際のサイトからの「丸写し」経験有無【単一回答形式】
  • インターネットサイトから「丸写し」したことのある課題や宿題【自由回答形式】
  • 学校でのインターネットを使った授業の有無【単一回答形式】
  • インターネットを使った授業の評価【単一回答形式】
 学習塾の栄光ゼミナールは26日、「中学生の学習とインターネット利用」に関して調査を行った結果を公表した。それによると、中学生の52.2%にサイトからの「丸写し」経験があったという。

 この調査は、ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする中学1〜3年生の男女(携帯電話保有者)を対象に実施。3月4日〜3月6日の3日間で、男子500名・女子500名、合計1000名の有効回答を回収した。

 それによると、まず背景として携帯電話を学校に持って行っているのは35.2%、「学校には持って行っていない」64.8%と3割半が学校に携帯電話を持って行っているとの回答であった。利用する時間帯は「放課後」がもっとも多く54.0%、次いで「休み時間」51.1%、「昼食時間」32.4%、「授業中」31.3%、「部活中」20.2%が続いていた。利用ジャンルは「モバゲータウン、mixi、GREEなどのSNS」がもっとも多く51.2%と半数強となっており、次いで「検索サービス(Yahoo!モバイルやGoogleモバイルなど)」が46.9%、「ゲーム」34.6%、「着うた・着メロサービス」33.5%、「ブログ」31.9%となった。もっともよく使っている「インターネット検索サービス」は「Yahoo!JAPAN」が66.2%と6割半でもっとも多く、「Google」25.1%が2割半で続いていた。

 つづいて、「勉強をする際にインターネットが必要だと思うか」を聞いたところ、「思う」は44.2%(「非常に思う」15.1%+「やや思う」29.1%)と4割半弱、「思わない」は29.8%(「あまり思わない」22.3%、「まったく思わない」7.5%)と3割であった。男女比較では必要だと思っているのは、女子の方が12.0ポイント多かった。

 課題や宿題をする際にインターネットを使うと回答した451名に、「どの教科でインターネットを使ったか」を聞いたところ、「社会」60.3%ともっとも多く6割、次いで「英語」33.5%、「理科」32.6%、「国語」26.2%、「数学」9.1%となっていた。また、課題や宿題の際に「使ったことのあるQ&Aサイトや百科事典サイト」を聞いたところ、「Yahoo!知恵袋」「Wikipedia」がともに63.2%ともっとも多く、次いで「教えて!goo」13.1%が続いていた。

 さらにこの451名に、課題や宿題でインターネットを使った際に、「サイトからコピーし加工せずに利用する“丸写し”をしたことがあるか」を聞いたところ、「丸写し経験あり」が52.2%(「よくしている」7.8%+「時々している」17.3%+「あまりしないが、したことはある」27.1%)、「したことはない」が47.9%となり、半数以上は「丸写し」の経験があることが判明した。どのような課題や宿題で丸写ししたかを聞いたところ、もっとも多かったのは「レポート・作文・読書感想文」で22.6%と2割強、次いで「歴史に関する課題・宿題」で11.9%と1割強、「調べ学習」9.8%となった。

 インターネットを使った授業については「ある」80.8%、「ない」19.2%。授業の評価だが、半数以上は、先生はインターネットに精通していると評価されていた。また授業がおもしろいと感じているのは6割強であった。また授業をもっと増やしてほしいと感じているのも6割弱であった。一方で、セキュリティに関する内容の授業が多いと感じているのは3割強で、やや少なめなのが気になるところだ。またネットを使った授業により学習意欲が高まったのは4割半と、半数には届かなかった。
《冨岡晶》
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