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アカマイ、クラウドベースのセキュリティ・スイートの提供を開始

エンタープライズ その他
 アカマイは4日、安全なクラウドビジネスの展開をサポートするクラウドベースのセキュリティ・ソリューション「アカマイ・クラウド・セキュリティ・スイート(Akamai Cloud Security Suite)」の提供を開始した。
 
 「アカマイ・クラウド・セキュリティ・スイート」は、アカマイの分散型コンピューティング・プラットフォームが可能とする「クラウド・エッジ」におけるモニタリング・分析システムによるトラフィックの解析結果をベースに体系化されたもの。信頼性の高いクラウドビジネスの展開を目指す電子商取引や金融機関に向けたものとなる。同社は北東アジア地域(日本/韓国)において、本スイートの導入を推進していくとしている。

 「アカマイ・クラウド・セキュリティ・スイート」は、アカマイの分散型コンピューティング・ネットワークである「EdgePlatform」上で展開され、アプリケーション・レイヤ、IPネットワーク・レイヤ、DNSレイヤに対するサイバー攻撃に対抗するスケーラブルな防御機構と、インフラのすべてのレベルにわたる「DDoS攻撃に対する防御」と「ビジネス継続性の維持」を可能にするという。アプリケーション・レイヤ(Web Application Firewall, HTTP認証など)、ネットワーク・レイヤ(SiteShield, IPベースアクセス制御, Secure Delivery)、DNSレイヤ(Enhanced DNS, Global Traffic Management)、DDoS防御(分散サービス妨害攻撃に対する防御)、ビジネス継続性(SureRoute, Site Failover)で構成されている。

 アカマイ・テクノロジーズ北東アジア地域担当副社長の小俣修一氏は「アカマイは、高い高速ブロードバンド普及率を誇る日本と韓国を今後アジア地域における事業拡大を推進する上で、非常に重要で戦略的な市場と位置付けており、同地域の企業がクラウドベースのビジネスを安全に展開できるように、信頼性の高いセキュリティ・ソリューションの普及・導入推進を積極的におこなっていきます。また、日本においては、既に大手イーコマースサイトが本セキュリティ・スイートの採用を決めており、評価・テストを経て2010年4月より本格運用が開始される予定です」とのコメントを寄せている。
《冨岡晶》
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