若者が新聞を読まない理由——M1・F1総研調査
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それによると、普段から新聞に接している人は、年代が低くなるほど減少し20代前半では34.9%に。積極的に新聞を閲覧している人も20代前半では21.1%となった。しかし、これは活字離れを意味しているわけはないという。「活字を読むのは好きなほうである」とする割合は、年代別に差はほとんどなく、「書籍」「雑誌」「ニュースサイト」を閲覧する頻度は上の層と比べても差がない。「フリーペーパー」「ブログ」を読む頻度は若い層の方が多い。
また、新聞を読まない理由は「料金がかかるから」「他のメディアから得られる情報で足りているから」などが上位に。他で間に合う情報に対してわざわざお金を払うことに抵抗を感じている様子がうかがえる結果となっている。また、「読むのに時間がかかるから」「余計な情報が多いから」とする割合も高く、新聞を読まない層からは新聞を効率的に情報収集できるメディアととらえていない様子がうかがえる。M1層で「効率的に情報を収集したい」とする層は86.2%という結果。「情報が多すぎて処理できないと感じることがある」とする人も約6割にも達した。
一方、M1で新聞を読む層を見てみると、「新聞を読む理由」として「効率的に情報収集ができるから」「幅広い情報が得られるから」「情報量が丁度よいから」などが挙がっており、新聞を読まない人の認識とは大きく異なることがうかがえる結果に。新聞を読む層では「効率的に情報収集できていると思う」とする層が約6割を占め、新聞を読まない層を大きく上回る。
これらの結果からM1・F1総研では、情報収集に効率性を優先するM1層に対しては、新聞で得られる情報の質や日常生活に役立つ点などをうたうよりも、“効率的”に幅広い情報を“賢く”情報収集できる点を訴求するのがいいのかもしれないとしている。
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