2009年の家電市場はテレビと個人向けPCが好調、GfKジャパン調べ | RBB TODAY

2009年の家電市場はテレビと個人向けPCが好調、GfKジャパン調べ

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好調を維持した液晶テレビ(写真はシャープのLED AQUOS)
  • 好調を維持した液晶テレビ(写真はシャープのLED AQUOS)
  • 10月発売の新型iMacもデスクトップ市場を牽引
  • マイクロ一眼の話題機、オリンパスの「PEN E-P1」
  • マイクロ一眼の話題機、パナソニックの「DMC-GF1」
 GfKジャパンは15日、2009年の家電およびIT市場の販売動向調査結果を発表。家電市場はおおむね堅調で、エコポイント関連製品が全体を牽引する結果となった。

 同社は全国有力家電量販店より、毎日POSデータを収集したものに加え、総合量販店や地域家電店、インターネットチャネルなどからも販売データを収集。家電販売全体の約7割を占めるという家電量販店チャネルにおいては、販売金額の前年比が4.1%増となっている。

 中でも好調だったのが、数量前年比34%増の1,394万台、金額ベースで前年比18%増と健闘したテレビ。とりわけ液晶テレビは数量前年比39%増を記録し、1,270万台を売り上げる結果に。液晶テレビ単独で1,000万台を突破したのはこれが初めてとなった。プラズマテレビにおいても前年比12%増の114万台。これらは、昨年5月から施行されたエコポイント制度によるものだという。今年もエコポイント制度が継続し、2011年の地デジ切り替えに対する買い替え需要が加速するだろうことから、引き続き市場拡大が見込まれるのではないかと同社ではみている。また、今年は各社がこぞって3Dテレビを投入するなど華やかな話題も続く。

 DVD/Blu-ray機器では、プレーヤーの数量ベースが前年を大幅に下回ったものの、レコーダーが好調で、レコーダー全体では数量前年比19%増の446万台。それらを牽引したのはBlu-rayディスクレコーダーで、2009年の数量前年比が103%増の292万台となっている。DVDレコーダーと比較して平均4万円ほど高価であるにもかかわらず、来るべき地デジ時代に向けて「高画質の再生・録画」が可能なBlu-ray機器が歓迎された結果だという。

 PC市場は通年で数量前年比2%マイナスの1,373万台。8%のマイナス成長となった法人向け市場の一方、個人向け市場では10%増を記録した。個人向け市場が活性化した契機は10月に発売された新OSのWindows 7。これにより、それまでマイナス成長が続いていたデスクトップPCが上向きとなり、数量・金額ともにプラスに転じた。また、同時期に発表されたアップルの新製品(新型iMacなど)も市場を牽引したという。

 デジタルカメラは、数量前年比が約10%減の955万台。コンパクトタイプでは旧モデルに人気が集まり、平均価格が前年から9%マイナスの23,700円に下落した。こうした平均価格の下落が尾を引き、金額の前年比は約20%減となっている。だが、マイクロフォーサーズ規格のミラーレスタイプの小型デジタル一眼の登場により、コンパクトと従来のデジタル一眼レフとの間に新たな市場を形成しつつあるのは明るい話題。同カテゴリの製品は、下半期では一眼レフ市場の15%を占めるにまで至った。
《小口》

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