CTC、日立、シーゴ、国内で初めてI/O仮想化プラットフォーム分野で協業
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クラウドコンピューティングの普及、企業内システムにおける仮想化の進展にともないI/O不足やストレージへのI/O集中による性能や信頼性、さらに仮想化環境における運用管理面が課題となっている。サーバとストレージおよびネットワーク機器間の通信経路は、複雑な配線やインターフェイスカードで結ばれており、この部分を専用のコントローラで仮想化することで、サーバに対するI/Oリソースの割り当てや変更、サーバの交換作業を単純化することが可能となる。具体的には、サーバとストレージ、サーバとネットワーク機器の間に、高速共有I/Oバスを持った仮想化コントローラを設置し、複数のケーブルで結ばれていたものを、1本の高速共有I/Oバス経由での接続に切り替えるというものだ。
3社は共同で、I/O仮想化プラットフォームに関するソリューションの開発、販売、拡充を行っていくとのことで、CTCがソリューションの開発と販売を行い、日立がストレージ、システム運用管理ソフトの提供と技術支援を、シーゴがI/O仮想化コントローラ製品の提供と技術支援を行う。協業の第一弾として、CTCは、日立、シーゴの技術支援を得て、企業のクラウド環境構築を支援する「仮想I/O統合プラットフォーム」を共同開発し、プライベートクラウドの導入を検討している企業に対し、同日から販売を開始した。
「仮想I/O統合プラットフォーム」は、日立のストレージや統合システム運用管理ソフト、シーゴのI/O仮想化コントローラなどをセットにして提供することで、企業のクラウド環境構築を支援するソリューション。あらかじめ専用のテンプレートが用意されているため、ユーザー企業はカスタムメイドと比較して最大1/2の期間でプラットフォームを導入できる。シーゴのI/O仮想化コントローラ「VP780」でサーバ・ストレージ・ネットワークの各リソース間のI/Oを仮想化することで、インフラ全体を仮想化でき、この結果、I/Oにかかる設備コストを、I/O仮想化の技術を使わず、直接接続したときと比べて最大50%削減することも可能とのこと。また、ストレージの接続検証をより短期間で可能にするために、日立のミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」と統合システム運用管理「JP1」とを組み合わせた。今後は、3社で共同実施した検証結果をもとに、設定例や簡易スクリプトを含めた仮想I/O設定ガイド、設計や監視のポイント・推奨を含んだテンプレートをあらたに開発。また「JP1」との連携により、I/Oを含めたシステム監視において、システム使用率に基づきジョブの自動化を実現するソリューションの強化を、4月をめどに図る方針だ。今後3年間の売上目標は20億円。
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