三菱総研DCSは25日、日本IBMの「IBM CloudBurst」を利用したクラウドサービスを発表した。2010年2月より提供を開始する。 DCSの千葉情報センターを活用し、社内開発環境・研修環境での利用を皮切りに、順次プライベートクラウド環境として、またSaaSなどのサービス基盤として顧客に提供する。日本IBMのIBM CloudBurstを採用することで、迅速なクラウドコンピューティング環境の構築と、充実した管理ソフトウェア群により高品質なクラウドコンピューティング環境を可能にしたという。 「IBM CloudBurst」は、クラウド環境構築のためのサーバ、ストレージ、ネットワーク、ソフトウェアをあらかじめ組み合わせた製品に、その導入サービスをパッケージした、オールインワン・ソリューション。サーバはIBM BladeCenterをベースとしており、ユーザーの要求に応じてIT資源を柔軟かつ自動的に割り振る機能を実現したほか、IT資源使用量のメータリング機能や電力監視機能を実装した。障害時のフェイル・オーバー機能にも対応する。 三菱総研DCSは、三菱銀行(現・三菱東京UFJ銀行)の受託計算部門から分離独立し、銀行・信販・クレジットカード業務で豊富な経験・実績を有する企業。千葉情報センターを核としたアウトソーシングやBPO業務なども行っている。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…