具体的には「Hinemos」マネージャの動作OSとして「Oracle Enterprise Linux 5」が利用可能になる。また「Hinemos」の管理対象OSとして「Oracle Enterprise Linux 4/5」が利用可能になる。さらに「Hinemos VM管理オプション」の対応仮想化ソフトウェアとして「Oracle VM 2.2」が利用可能になる。これらの対応や連携により、仮想化環境、業務システム、プラットフォーム製品の一元的な統合運用管理が可能となり、システム統合基盤の運用管理にともなうTCO削減に寄与する見込みだ。
NTTデータは今後普及が見込まれる仮想化によるサーバ集約に対するソリューションの1つとして、統合運用管理ツールである「Hinemos」と、日本オラクルのLinuxおよび仮想化ソフトウェアを利用したフルオープンソースの仮想化ソリューションとして「Hinemos」パートナー企業とともに普及促進していくとのこと。日本オラクルは、プライベートクラウドを支える重要なプラットフォームとして、「Oracle VM」や「Oracle Enterprise Linux」を市場に提供し、コストパフォーマンスの高いIaaS(Infrastructure as a Service) 環境の構築を推進するとのこと。
《冨岡晶》