KDDI、ビジネスケータイで「メールフィルター一括設定」発表

エンタープライズモバイルBIZ

2009年12月14日（月） 15時23分

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　KDDIと沖縄セルラー電話は14日、法人向けに、au携帯電話で受信する不要メールを拒否する「メールフィルター」の機能を、複数のau携帯電話に対して一括で設定できる「メールフィルター一括設定」を発表した。2010年2月（予定）より利用料無料で開始する。

　「メールフィルター一括設定」では、迷惑メールやなりすましメールなど、特定のドメイン、メールアドレスからの不要なメールを遮断するためのメール受信ポリシーの設定を、顧客企業における管理者が複数のau携帯電話に対して、一括して実施できる。不要なメールの受信を拒否することにより、業務外の不要なメールが減り、パケット通信料の削減や、業務の生産性向上に繋がるもの。

　管理者はCSVファイルを利用し、PCの画面でメールフィルターグループを作成し、登録している電話番号を紐付けることによって、簡単に一括設定ができる。複数のau携帯電話をグループとして管理でき、グループごとに異なるフィルターを設定でき、最大99までのグループ設定が可能。さらに、複数の「メールフィルター」の設定パターンを事前に準備することで、いっそう効率的に一括設定を実施できるという。グループごとにメール受信ポリシーを設定することにより、部署ごとに異なるメール受信ポリシーを適用することができる。なお「メールフィルター一括設定」で登録をしたau携帯電話は、携帯電話側では個別に受信設定の変更ができないよう、自動的に変更を規制する。これにより、管理者のニーズにあわせて、メール受信ポリシーを、会社ごと部署ごとなどに統一することができる。

《冨岡晶》