【インタビュー】クリスマスシーズンに「App Store」で攻勢をかけるアップル! | RBB TODAY

【インタビュー】クリスマスシーズンに「App Store」で攻勢をかけるアップル!

IT・デジタル モバイル

新ゲームの「アバター」
  • 新ゲームの「アバター」
  • 新ゲームの「アバター」
  • 新ゲームの「NOVA」
  • 新ゲームの「NOVA」
  • 空中戦ゲーム「SKIES OF GLORY」
  • カーレースゲーム「NEED FOR SPEED SHIFT」
 さる11月上旬、アップルは「App Store」における提供アプリケーションが10万本を超えたことを発表した。App Storeとは、同社が展開するオンラインのアプリケーションストアであり、iPhone/iPod touchで利用可能な、さまざまなカテゴリーのアプリケーションを揃える。

 2009年、App Storeの成長を後押ししたのは、iPhone 3GSと新型iPod touchの登場だった。より高速化した処理性能や、より高度なマルチタッチ機能を備え、ハード面でさらなる新規ユーザーを獲得。Appleの説明によれば、現在、世界では5,000万人以上のiPhone/iPod touchユーザーが存在するとのことだ。また、11月上旬時点において「App Store」からのアプリダウンロード総数は、20億本を超えたという。

 クリスマス・シーズンを控え、米AppleワールドワイドプロダクトマーケティングiPod担当シニアディレクターのスタン・イング氏、同ワールドワイドプロダクトマーケティングiPod担当のショーン・エリス氏が来日。App Storeの現状を話してくれた。

■新ゲームの「アバター」や「NOVA」を公開

 まずはエリス氏がゲームについて説明してくれた。中でも、12月23日から公開される映画「アバター」と同名のゲームは注目を集めそうだ(発売は同時)。ただし、ゲームの舞台は映画版の20年前の設定となっている。RPG要素を含んだ内容となっており、自らが主人公のアバターとなって物語が進んでいく設定だ。「『アバター』という映画の世界観も同時に楽しんで欲しい」とは、エリス氏の言葉である。

 次のオススメは、9月の「アップルスペシャルイベント」で、その断片が紹介された米Gameloft社の「NOVA」。FPS(主人公の視点で展開するシューティングゲーム)のスタイルで、舞台は宇宙船から始まり、その後に未知の惑星に移動していく。既にインターネット上では話題になっており、発売は12月中を予定している。

 そのほか、プロペラ機の空中戦ゲーム「SKIES OF GLORY」、カーレースの「NEED FOR SPEED SHIFT」といったゲームをエリス氏は披露。それぞれBluetooth/無線LAN経由での複数プレーが可能で、Bluetoothを用いれば飛行機や車中でも対戦が楽しめるとのことだ。

■急成長する「非ゲーム」のカテゴリー

 イング氏は「非ゲーム」のカテゴリーについて説明。中でも「App Storeで最も急成長しているカテゴリーの1つは旅行」だという。iPhone 3GSのCMでも放映されている、飛行機の国内線を見つけるのに役立つアプリなどは最たる例だ。タッチインターフェースを用いた直感的な検索によって、例えば羽田から沖縄行きのフライトを瞬時に一覧で見せてくれる。そのほか、鉄道路線の検索やホテルの予約、旅行先における店やレストランの検索などに対応するアプリも続々と投入されている。「多彩なアプリの投入によって、以前はPCでしかできなかったことが、iPhoneやiPod touchからできるようになってきている」と、イング氏は話してくれた。

 もう1つ充実が図られているのが、ショッピングのカテゴリー。クリスマス・シーズンには、的確なプレゼントを選ぶのは頭を悩ますところだが、あるアプリではレコメンド(オススメ)機能を搭載。年齢や性別によって区分けされ、例えば「10代男性」を選んだとしたら、その層に人気の高い商品を自動的に選択してくれる仕組みだ。また、都道府県別の名産を写真で示し、オススメしてくれるアプリなどもある。D&G、グッチ、コーチといった高級ブランドも同様の手法でアプリの提供を開始している。「ユーザーはメールだけの伝統的なコミュニケーションには飽き飽きしてるんですよ。提供側にとっても、双方向のつながりを体感できる場になってるんです」(イング氏)。

 こうした「非ゲーム」カテゴリーの発展により、今後、App Storeは日本市場において新たなモバイルコンテンツを強化していく戦略だ。
《小口》

関連ニュース

特集

page top