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iPhoneと子ども用絵本を組み合わせた「PhoneBook」とは? 〜 モバイル表現研究所が開発

エンタープライズ モバイルBIZ
iPhoneと子ども用の絵本を組み合わせた新しいタイプの絵本「PhoneBook」
  • iPhoneと子ども用の絵本を組み合わせた新しいタイプの絵本「PhoneBook」
  • 「PhoneBook」のコンセプトビデオの内容
  • 子どもの絵本に、親が自分のiPhoneをセットして一緒に楽しむことができる
 電通とロボットは4日、共同運営する「モバイル表現研究所」にて、iPhoneを活用した新しいコミュニケーション・アイデア「PhoneBook(ふぉんぶっく)」のコンセプトモデルを開発したことを発表した。コンセプトビデオが同研究所サイトで公開中だ。

 「PhoneBook」は、アップル社の「iPhone」と、アナログの本(絵本)とを組み合わせたハイブリッドな本。物語を読み進めながら、画面をタッチして本の内容に沿ったさまざまなアクションを楽しむことができる。モバイル表現研究所では、「iPhone」を子どもといっしょに楽しめるコミュニケーションツールへと変えられないかと考え、絵本の中央部に「iPhone」を差し込むことで、親子でいっしょに楽しめるあらたなメディア表現「PhoneBook」のコンセプトモデルを開発したという。

 モバイル表現研究所では、これまでにも複数のディスプレイを並べる「Pair Movie」など、モバイルでしか実現できない体験・表現の開発を行っており、今回はあらたに「Analog on the Digital Technology」というキーワードを設定、iPhoneが備えているデジタルの価値と、本が持っているアナログの価値とを組み合わせた、新しい表現スタイルを開発したとしている。プリントメディアと映像メディアを組み合わせた表現により、今後は絵本に限らず、パンフレットやカタログといったビジネス的利用、またアートブックや図鑑、教育ツールなど、さまざまな用途で活用・展開が可能としている。なお、PhoneBookの第1号は、まず絵本で、2010年春に講談社より出版される予定。
《冨岡晶》
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