76.1%メアドだけで住所は知らない友人がいる〜年賀状どうする? | RBB TODAY
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76.1%メアドだけで住所は知らない友人がいる〜年賀状どうする?

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ネットで知り合った友人・知人で年賀はがきを出したいと思う人はいますか?
  • ネットで知り合った友人・知人で年賀はがきを出したいと思う人はいますか?
 最近は年賀状をメールで送る人が増えてきているが、はがきの年賀状についてはどのように思っているのだろうか。2010年の年賀状事情について、アイシェアがネットユーザーを対象にした調査を行った。

 まず、2010年に年賀状を出す予定があるか、出すなら何で出すかを聞いたところ、「はがきのみで出す」と答えた人が28.2%、「はがきとメール両方」が31.4%で、「メールでのみ送る」としたのは6.7%と少数だった。メールで年賀状を送る人も、多くがはがきを併用していることがわかった。

 年賀状をはがきで出す理由を聞くと「礼儀だから(メールだと味気がないから)」という回答が大半を占める一方、メールで年賀状を送る理由では「便利で簡単だから」と並んで「相手の住所を知らないから(調べるのが面倒)」が最多となっている。住所を知らないので仕方がなくメールで送るという人は多いようだ。また、mixiやブログ、Twitterなどネット上で知り合った人に、年賀状をはがきで出したいという人も多数存在した。なお、全体の76.1%が「メールアドレスは知っているが住所を知らない友人・知人がいる」とし、42.6%は「住所がわかれば年賀状をはがきで送りたい人がいる」としている。

 では、もらう立場としてはどうか。これについては全体の82.0%が「年賀状をはがきでもらうと嬉しい」と答えた。その理由としてもっとも多かったのが「普段あまり連絡をしていない人に連絡を取るきっかけになる」。年賀はがきだけでつながっている友人・知人がいるという人が60.7%にのぼることからも、年賀はがきは貴重な連絡手段とされているのがわかる。そのほか「メールと違って、形として手にすることができて嬉しい」「手紙やはがきをもらう機会が減ったのでもらうと嬉しい」といった意見が上位に入っており、日常ではメールが主流になっているからこそ、年賀状ははがきでもらうと嬉しさが倍増するのだろう。

 ただし、年賀はがきのやりとりを望む人は多いものの、全体の75.5%が「準備をするのが面倒くさい」と思っていることもわかった。面倒なのは「デザイン・レイアウトを考えること(68.5%)」「コメントを考えること(53.6%)」「宛名書き(45.0%)」「はがきを買いに行くこと(41.6%)」と多岐にわたっている。

 以上のような流れを受け、最近ではオンライン年賀状サービスが続々と登場している。今年は、ソフトウェア開発のリプレックスが日本郵便と連携して、はがきの購入からデザイン、宛名印刷、さらに発送までがすべて可能な総合ウェブ年賀状サービス「ウェブポ」の提供を開始した。「ウェブポ」では、メールアドレスやTwitterアカウントだけで、住所がわからなくても年賀はがきを送ることが可能だ。昨年登場した「ミクシィ年賀状」は、マイミクなら住所がわからなくても年賀はがきが送れるサービス。今年は携帯電話にも対応している。そのほか、「ミクシィ年賀状」同様に携帯電話に対応した「ケータイPOST」などもある。

 もらうと嬉しい、住所がわかれば送りたい、しかし準備は面倒なはがきによる年賀状。今後もオンライン年賀サービスはさらに進化していきそうだ。
《大木信景》
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