富士ゼロックス、中小市場でトップシェアを狙うカラー複合機を投入 | RBB TODAY
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富士ゼロックス、中小市場でトップシェアを狙うカラー複合機を投入

エンタープライズ その他
常務執行役員の種田乾吾氏
  • 常務執行役員の種田乾吾氏
  • DocuCentre-IV C2260
  • 本体サイズはA3カラー複合機で業界最小
  • よく使う機能を大きく見やすく表示する「らくらくファックス」画面
  •  富士ゼロックスは24日、本社で新製品「DocuCentre-IV C2260」の製品説明会を開催した。
  •  富士ゼロックスは24日、本社で新製品「DocuCentre-IV C2260」の製品説明会を開催した。
  •  富士ゼロックスは24日、本社で新製品「DocuCentre-IV C2260」の製品説明会を開催した。
  •  富士ゼロックスは24日、本社で新製品「DocuCentre-IV C2260」の製品説明会を開催した。
 富士ゼロックスは24日、本社で新製品「DocuCentre-IV C2260」の説明会を開催した。

 冒頭、常務執行役員の種田乾吾氏は同製品を「スモールオフィス向けに開発した本格的なカラー機」と紹介。富士ゼロックスは大手には強いが、中小の市場ではシェアが高くなく難しい市場だったとして、同製品が新たな成長を目指して投入するものであることをアピールした。

 中小市場はまだまだモノクロ利用が多いが、一気にカラー化していく戦略だ。目標台数は4万台。同クラスのカラーの3倍の数に匹敵する。同社では4万台を達成することで、トップシェアを獲得できると見る。

 商品開発本部の天野氏は、国内の複合機市場はマイナス成長だが、ローエンドのカラー機の成長率は2桁を見込んでいると説明。省エネ系は当然だが、大手に比べて設置場所がないためにスペースコストへの要求やFAX機能が強い一方で、ITに精通した人がいないなどの現状が明らかになっていると紹介した。

 製品のキーワードはCompact、Convenient、Cost performannceの3点。コンパクトに関しては、既存モノクロ機比で横幅55mmスリム化、前任カラー機比で横幅81mmスリム化している。FAXとコピー出力はインナートレイにまとめる(それでいて別トレイに出力)ことで省スペース化を図った。さらに、小型化設計と合わせて部品数も削減した。冷却ファンの数を減らし、待機時には無音に近い静音性を実現している。また、7インチのカラーTFT操作パネルを設置し、操作性は上位機種と統一。よく使う機能だけを大きな文字で表示する「らくらくファックス画面」も用意するほか、LEDランプも離れた場所で確認しやすいよう配置した。TEC値は、A3カラー複合機モノクロ20枚機クラスで業界最小の1.56kWh/週、スリープ時電力は3Wなどを実現しているのも特徴だ。

 このほか、受信したファックス文書を紙に出力せず、いったん複合機内の親展ボックスに保存し、サムネイル確認ができる機能なども装備する。

 給紙トレイは560枚×4段で2,240枚、手差しトレイは50枚。コピーはカラー、モノクロともに20枚/分、プリントもカラー、モノクロともに20枚/分、ファックスはG3対応、スキャンはカラー、モノクロともに55枚/分となっている。

 価格はコピー、プリント機能搭載の「DocuCentre-IV C2260 P」が110万円(税別)、コピー、プリント、ファックス、スキャン機能搭載の「DocuCentre-IV C2260 PFS」が145万円(税別)となっている。
《RBB TODAY》
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