日本オラクル、パートナー支援の新制度「Oracle PartnerNetwork Specialized」を発表 | RBB TODAY
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日本オラクル、パートナー支援の新制度「Oracle PartnerNetwork Specialized」を発表

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 日本オラクルは19日、オラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供する企業向けのビジネスパートナー制度「Oracle PartnerNetwork」を刷新し、新制度「Oracle PartnerNetwork Specialized」を導入することを発表した。2010年2月より開始する。

 「Oracle PartnerNetwork Specialized」は、オラクルのデータベース製品の支援を中核に捉えた従来のパートナー制度から、買収により拡充するミドルウェア、アプリケーション、インダストリー分野まで支援の範囲を拡大するパートナー向けの新支援制度。新制度は、買収による製品ポートフォリオの拡充にも柔軟に対応できることを念頭に、パートナー企業のオラクル製品を活用した専門性強化の支援、ユーザー企業の課題解決に最適なパートナーとオラクル・ソリューションの選択支援、オラクル製品に積極投資するパートナー企業のプロモーション支援を目的としたものとなっている。パートナー企業の専門性強化を支援するため、オラクルの主力製品やインダストリー・ソリューションを中心に約30種類の専門領域カテゴリ「Specialization」の新設と「Specialization」別の認定制度を導入する。「Specialization」では、顧客事例などのビジネス面とオラクル製品やソリューションのスペシャリストとしてのコンピテンシー面を評価。日本オラクルでは、パートナー企業の「Specialization」取得を支援するため、技術者向けトレーニングなどのサポートをさらに強化するという。

 「Oracle PartnerNetwork Specialized」では、パートナー企業が推進する専門領域と、取得済みの「Specialization」の数に応じた3つのパートナーレベルが設定されている。「Silver」は、取り扱い製品を各テクノロジー製品のStandard Edition / Standard Edition Oneに限定したもので「Specialization」なし。「Gold」は取り扱い製品を全製品とし、「Specialization」取得は4種類まで。「Platinum」は取り扱い製品を全製品とし、「Specialization」取得は5種類以上とする。オラクルのアプリケーション製品と一部のテクノロジー製品の販売については、「Specialization」の取得が必要になる。「Oracle PartnerNetwork Specialized」では、パートナー企業が取り扱う製品やソリューションの数に合わせて、さまざまな技術や資格を取得できる「Oracle University」(オラクルユニバーシティ)の割引や技術者認定資格「ORACLE MASTER」(オラクルマスター)受験チケットの無償配布などの特典を提供するとのこと。

 なお日本オラクルでは、新制度の導入にともない、「Oracle PartnerNetwork Specialized」への早期移行を希望するパートナーには、年会費の優遇制度を提供する予定。現行のパートナーレベル「Oracle PartnerNetwork Member Partner」は、本年12月31日にて新規加入受付を終了する。
《冨岡晶》
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