NTT、Gbクラスの超広帯域映像通信をオンデマンドに利用できる技術を開発
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NTT研究所は、これまでに、映像ストリームをIPネットワーク上に伝送できる非圧縮映像伝送技術「i-Visto」を開発してきた。しかしながら、非圧縮映像はギガビットを超える帯域を必要とするため、事前に広帯域回線の経路やネットワーク資源の確保の調整が必要であり、即時利用は困難だった。
今回開発された新基盤技術は、利用者の映像通信要求に応じて光IPネットワーク内の経路を自動的に確保し、オンデマンドに大容量回線を開設することを可能とする技術と、映像通信の安定的な制御を行うためにネットワーク内での映像劣化の原因となる映像パケットの振る舞いの微細な変化を観測する機器を低価格なPCで実現し、多地点で観測する技術で構成された。
またNTTと情報通信研究機構(NICT)は共同で、1.5Gbit/sの超広帯域映像通信を用いた本技術の広域実験に成功したとのこと。この研究開発の成果により、利用者はHDTV品質の高精細映像の伝送などでネットワークを利用する際に、これまでのようにネットワーク資源の確保や経路の切り替えの事前調整を行うことなく、好きなときに自由に経路を確保し安定した通信を行うことが可能となる見込み。実験は、NTTの研究開発用テストベッドネットワーク「GEMnet2」およびNICTの「JGN2plus」を用いて広域実験網を構築して実施。さらに、14日から米国ポートランドで開催されるSC09で、展示会場と国際回線を用いて接続し、日米間で公開実験を実施する予定だ。
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