Windows 7は9/25予約開始——ユーザー評価で高得点 | RBB TODAY
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Windows 7は9/25予約開始——ユーザー評価で高得点

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代表執行役 副社長 コンシューマー&オンライン事業部の堂山昌司氏
  • 代表執行役 副社長 コンシューマー&オンライン事業部の堂山昌司氏
  • Windows 7の市場の反応
  • コンシューマー&オンライン マーケティング統轄本部 コンシューマーWindows本部の藤本恭史本部長
  • 「Windows Anytime Upgrade」のラインナップ
  • 「Windows 7」のキャンペーンパッケージ版製品
 マイクロソフトは24日、10月22日に発売する「Windows 7」のパッケージ製品の予約を、全国の家電量販店とオンラインショップで今月25日に開始すると発表した。10月22日の発売時間は、午前9時以降という。また、キャンペーン限定パッケージも併せて発表した。

 最初に登壇したマイクロソフトの代表執行役 副社長 コンシューマー&オンライン事業部の堂山昌司氏は、「Windows 7 β版やRC版(製品候補版)を試したユーザーが意見や感想を自由に発表できるサイト「I Run Windows 7」では、1,753件の投稿があり、最高を5点として平均で3.97点という高いポイントを獲得した。また、6月26日〜7月5日に行ったオンライン先行予約「Windows ありがとうキャンペーン」では、開始後数日で限定予約数に到達。さらに、法人向けでも、9月1日時点で163社が早期採用を表明している」と話し、ユーザーのWindows 7に対する期待が高いことをアピールした。

 次に登壇したマイクロソフトのコンシューマー&オンライン マーケティング統轄本部 コンシューマーWindows本部の藤本恭史本部長は、デモを交えてWindows 7パッケージ版発売に関する詳細を発表した。

 Windows 7のエディションは「Windows 7 Starter」「Windows 7 Home Premium」「Windows 7 Professional」「Windows 7 Ultimate」「Windows 7 Enterprise」の5種類。そのうちパッケージ製品は、Premium(通常版26,040円)、Professional(通常版39,690円)、Ultimate(通常版40,740円)の3つとなる。

 「Windows Anytime Upgrade」は、Windows 7の下位エディションから上位エディションにアップグレードできるツール。10月22日に発売する。

 「Windows Anytime UpgradeはWindows Vistaの時から提供しているが、ユーザーから、アップグレードに時間がかかりすぎるなどといった不満の声が上がっていた」(藤本本部長)

 Windows 7ではその点を改良。アップグレードにかかる時間を8〜10分に短縮した。また、DVDなどのメディアが不要となり、製品内からプログラムにアクセスするだけで、使用しているPC環境を保持したままアップグレードできるようになった。

 Windows Anytime Upgradeは、オンラインとパッケージで提供される。StarterからHome Premiumへのアップグレードは9,240円、Professionalへは13,440円、Ultimateへは21,840円。Home PremiumからProfessionalへは11,340円、Ultimateへは17,640円。ProfessionalからUltimateへは16,590円となる。

 10月22日には、「Windows ありがとうキャンペーン」限定パッケージも発売する。「Windows 7 Home Premium アップグレード版 Windows 7 発売記念優待パッケージ」14,699円と「Windows 7 Professional アップグレード版 Windows 7 発売記念優待パッケージ」20,999円。いずれも9月25日に予約開始となる。「日本だけのキャンペーン製品で、数量限定としているが、十分な数を用意できた」と藤本本部長は強調した。

 キャンペーン製品として「Windows 7 Home Premium アップグレード版 ファミリーパック」も用意。家庭内のPCを3台までWindows 7 Home Premiumにアップグレードできるもので、価格は25,199円。数量限定で、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダで10月18日に同時予約開始となる。「日本でファミリーパックを提供するのは初めてのこと。ユーザーの声に応えて今回、新たに用意した」(藤本本部長)

 ウェブサイトを通じた販促活動も進めている。9月24日に「Windows 7互換性情報サイト」をオープンした。

 「現時点で、ソフトウェアは146社、1,476件。ハードウェアは43社、3,370件の製品が互換性情報サイトで確認できる」(藤本本部長)。この数は、Windows Vista発売時の約2倍だという。同サイトでは、ロゴ対応製品を中心にキーワードやメーカー別などで検索できる。掲載情報をまとめてExcelデータとしてダウンロードも可能だ。

 10月15日にはウェブサイト「Windows 7 Upgrade Advisor」も公開を予定する。使用しているPCをスキャンし、Windows 7にアップグレードできるかどうか、また、アップグレードする際の問題点や推奨する解決方法を、わかりやすいレポート形式で表示。PC本体や接続されている周辺機器、インストールされているアプリケーションに応じて情報を提供する。

 Windows 7のパッケージ製品発売にあたり、サポートポリシーも変更した。従来、製品ごとに問合せ件数を制限していたが、今回からは製品利用開始から90日間、無償でサポートを受けられるようになる。

 さらに10月下旬には、ウェブサイト「Microsoft Answers」にて、Windows 7フォーラムも公開する。Windows 7の製品・技術に関して、フォーラムを通してユーザー同士が情報交換できる場となる。

 藤本本部長は「発売まであと28日。最高の発売日を迎えられるように周到な準備をしていきたい」と締めくくった。
《百瀬崇》
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