最初に登壇したマイクロソフトの代表執行役 副社長 コンシューマー&オンライン事業部の堂山昌司氏は、「Windows 7 β版やRC版(製品候補版)を試したユーザーが意見や感想を自由に発表できるサイト「I Run Windows 7」では、1,753件の投稿があり、最高を5点として平均で3.97点という高いポイントを獲得した。また、6月26日〜7月5日に行ったオンライン先行予約「Windows ありがとうキャンペーン」では、開始後数日で限定予約数に到達。さらに、法人向けでも、9月1日時点で163社が早期採用を表明している」と話し、ユーザーのWindows 7に対する期待が高いことをアピールした。
Windows 7ではその点を改良。アップグレードにかかる時間を8〜10分に短縮した。また、DVDなどのメディアが不要となり、製品内からプログラムにアクセスするだけで、使用しているPC環境を保持したままアップグレードできるようになった。
Windows Anytime Upgradeは、オンラインとパッケージで提供される。StarterからHome Premiumへのアップグレードは9,240円、Professionalへは13,440円、Ultimateへは21,840円。Home PremiumからProfessionalへは11,340円、Ultimateへは17,640円。ProfessionalからUltimateへは16,590円となる。
10月22日には、「Windows ありがとうキャンペーン」限定パッケージも発売する。「Windows 7 Home Premium アップグレード版 Windows 7 発売記念優待パッケージ」14,699円と「Windows 7 Professional アップグレード版 Windows 7 発売記念優待パッケージ」20,999円。いずれも9月25日に予約開始となる。「日本だけのキャンペーン製品で、数量限定としているが、十分な数を用意できた」と藤本本部長は強調した。
キャンペーン製品として「Windows 7 Home Premium アップグレード版 ファミリーパック」も用意。家庭内のPCを3台までWindows 7 Home Premiumにアップグレードできるもので、価格は25,199円。数量限定で、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダで10月18日に同時予約開始となる。「日本でファミリーパックを提供するのは初めてのこと。ユーザーの声に応えて今回、新たに用意した」(藤本本部長)