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インテル、新しい「Core i7」製品を発表 〜 初の「Core i5」「Xeon3400番台」も

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インテルCore i7プロセッサー、インテルCore i5プロセッサー、インテルXeonプロセッサー3400番台新製品の価格および製品情報
  • インテルCore i7プロセッサー、インテルCore i5プロセッサー、インテルXeonプロセッサー3400番台新製品の価格および製品情報
 インテルは8日、複数の高性能デスクトップPC向けおよびエントリーサーバ向けプロセッサー9製品を発表した。

 新製品は、「インテルCore i7プロセッサー」2製品、初めての「インテルCore i5プロセッサー」1製品、そして「インテルXeonプロセッサー3400番台」6製品となる。Coreファミリーについては、従来のハイエンド向けのものから、メインストリーム向けの製品となっている。Core i5は、Core i7に対し、ハイパー・スレッディング・テクノロジーに未対応、スレッド数が8から4に半減といった違いとなる。またインテルXeonプロセッサー3400番台は、24時間体制での運用が求められる小規模企業や教育機関などのエントリーサーバに適した製品とのこと。これらの新しいプロセッサーは、すべて鉛/ハロゲンフリーであり、最新のLand Grid Array(LGA)1156パッケージおよびソケット技術に対応した初めての製品でもある。

 今回発表されたCoreプロセッサー(開発コード名:Lynnfield)は、Nehalemを採用。新製品のインテルP55 Expressチップセットとともに、提供される。新しいインテルCore i7プロセッサーとインテルCore i5プロセッサーは、16レーンのPCI Express2.0ポートと2チャンネルのメモリ・コントローラーの両方を搭載した初めての製品となる。

 また従来のインテルのチップセットでは、2個の別々のチップが必要だったが、今回P55 Expressは、プロセッサーとチップセットの間を、新しいDirect Media Interface(DMI)を介して直接接続を行うことにより、1個のチップに集約された。インテルP55 Expressチップセットは、8系統のPCI Express 2.0 x1ポート(2.5GT/秒)により、さまざまなデバイスをサポートする見込みだ。

 新プロセッサーは、インテルの独自技術であるインテル ターボ・ブースト・テクノロジーを採用しており、最上位製品のインテルCore i7プロセッサーは、インテル ハイパー・スレッディング・テクノロジーにも対応する。インテルP55 Expressチップセットは、2010年に発表予定のコンピュータ・プラットフォームへの布石を敷くもので、マザーボードにおける構成要素コンポーネントのベースとなるとのこと。

■価格および製品情報
(項目は左から)
名称
動作周波数(GHz)
ターボ動作時動作周波数(GHz)
コア数/スレッド数
L3キャッシュ
価格(1千個受注時)
インテル ハイパー・スレッディング・テクノロジーへの対応
TDP

インテルCore i7-870プロセッサー 2.93 3.6 4/8 8MB @54,560円 対応 95W
インテルCore i7-860プロセッサー 2.80 3.46 4/8 8MB @27,570円 対応 95W
インテルCore i5-750プロセッサー 2.66 3.2 4/4 8MB @19,030円 未対応 95W
インテルXeonX3470プロセッサー 2.93 3.6 4/8 8MB @57,180円 対応 95W
インテルXeonX3460プロセッサー 2.80 3.46 4/8 8MB @30,680円 対応 95W
インテルXeonX3450プロセッサー 2.66 3.2 4/8 8MB @23,400円 対応 95W
インテルXeonX3440プロセッサー 2.53 2.93 4/8 8MB @20,870円 対応 95W
インテルXeonX3430プロセッサー 2.40 2.8 4/4 8MB @18,350円 未対応 95W
インテルXeonL3426プロセッサー 1.86 3.2 4/8 8MB @27,570円 対応 45W
《冨岡晶》
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