日本HP、中小規模環境向けNASソリューションのラインアップを大幅拡充 | RBB TODAY

日本HP、中小規模環境向けNASソリューションのラインアップを大幅拡充

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「HP StorageWorks X1000」
  • 「HP StorageWorks X1000」
  • 「HP StorageWorks X3000」
  • 「HP StorageWorks ExDS9100」
 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は17日、中小規模環境向けにNASソリューションのラインアップを拡充し、新シリーズ「HP StorageWorks X1000 Network Storage System」および「HP StorageWorks X3000 Network Storage System」を発表した。 

 あわせて、超大容量ストレージ「HP StorageWorks 9100 Extreme Data Storage System」の最小構成を引き下げ、82TBからの提供を開始する。

 ここ数年、企業内システムで利用される業務データは、アプリケーションの高機能化などにより一つひとつのファイル容量が増大し、取り扱うデータ量も日々増加し続けている。こうした状況の中、大規模環境はもとより中小規模環境においても、肥大化する業務データを効果的に共有できるハイパフォーマンスなNAS(Network Attached Storage)ソリューションが求められている。日本HPは、中小規模環境向けに最適化したNASソリューションの新シリーズ「HP StorageWorks X1000」および「HP StorageWorks X3000」を投入する。新シリーズは、主要ハードウェアベンダーとしてはいち早く、高速なファイルサービスを実現できるマイクロソフトの最新ファイルサーバー用OS「Microsoft Windows Storage Server 2008」を搭載しており、プラットフォームには最新の「HP ProLiant G6サーバー」を採用し、ハイパフォーマンスのNASソリューションを実現している。また、「シングルインスタンスストレージ」に対応することで、ファイルベースのde-duplication(重複排除)が可能となっている。このほか管理ソフトウェア「Systems Insight Manager」や「ProLiant Support Pack」にも対応し、管理性の向上も図っているとのこと。

 「HP StorageWorks X1000」は、中小規模環境向けのファイルサーバーおよび統合ストレージシステムに適したモデルだ。シンプル操作の管理ツールを搭載しており、ストレージ管理を容易に行うことができる。主な特長は、無制限CAL、Microsoft iSCSI Software Targetが付属したMicrosoft Windows Storage Server 2008 Standard x64 Editionの搭載、「HP StorageWorks All-in-One Storage System」と同等のシンプルな操作性を実現するストレージ管理ツール 「HP X1000 Automated Storage Manager Software」の搭載、ファイルベースのde-duplication(重複排除)を実現し、ディスク使用率を向上させる「シングルインスタンスストレージ」機能を標準搭載している。また、プラットフォームに最新の「HP ProLiant G6」を採用し、各種の管理ソフトウェアiLO2、Systems Insight Manager、ProLiant Support Packなどをサポートし、管理性を向上している。限りあるラックスペースに最適な1Uモデル、大容量でスペース効率の高い2Uモデル、拡張性の高いモデル、ブレード型など規模や用途に応じた9機種をラインアップしている。

 「HP StorageWorks X1000」の価格は「HP StorageWorks X1400 Network Storage System」472,500円〜、「HP StorageWorks X1600 Network Storage System」882,000円〜、「HP StorageWorks X1800 Network Storage System」1,092,000円〜、「HP StorageWorks X1800sb Network Storage Blade」609,000円。いずれも税込価格で、出荷開始は7月上旬の予定。

 一方の「HP StorageWorks X3000」は、クラスタ構成に対応したモデルで、高可用性ファイルサービスを行うことができる。主な特長は、無制限CAL、Microsoft iSCSI Software Targetを装備したMicrosoft Windows Storage Server 2008 Enterprise x64 Editionの搭載、ファイルベースのde-duplication(重複排除)を実現し、ディスク使用率を向上させる「シングルインスタンスストレージ」機能を標準搭載している。また、iSCSIで他のサーバークライアントに論理ディスクを提供することが可能。Microsoftクラスタライセンスも付属するため、クラスタ構成にも対応可能。プラットフォームに「HP ProLiant G6」を採用し、iLO2、Systems Insight Manager、ProLiant Support Packなどをサポートすることで管理性を向上している。FCのみならず、SAS、iSCSIなどの共有ストレージからファイルサービスが可能。小規模環境に最適な1Uモデル、パフォーマンスと拡張性の高い2Uモデル、ブレード型など規模や用途に応じた3機種をラインアップしている。

 「HP StorageWorks X3000」の価格は「HP StorageWorks X3400 Network Storage System Gateway」661,500円、「HP StorageWorks X3800 Network Storage System Gateway」1,050,000円、「HP StorageWorks X3800sb Network Storage Gateway Blade」1,260,000円。いずれも税込価格で、出荷開始は7月上旬の予定。

 「HP StorageWorks ExDS9100」は、超大容量データを容易に管理でき、容量当たりの単価を低価格に設定したストレージシステムだ。オンラインサービスおよびデジタルメディアビジネスに最適な、リッチコンテンツ用ファイルサーバー市場向けストレージとなっている。従来までの最小構成は、キャパシティ・ブロックが246TB、パフォーマンス・ブロックが4ノードからで提供されていたが、今回、この構成が見直され、キャパシティ・ブロックが82TBから、パフォーマンス・ブロックが2ノードからに引き下げられる。これにより、スモールスタートが可能となり、中小規模環境からのニーズにも対応する。
《池本淳》

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