超低高度で月面を捉えた「かぐや」映像公開〜若田飛行士帰還日時も決定 | RBB TODAY
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超低高度で月面を捉えた「かぐや」映像公開〜若田飛行士帰還日時も決定

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「かぐや」HDTVによる低高度(近月点)撮影 [HD]
  • 「かぐや」HDTVによる低高度(近月点)撮影 [HD]
  • 「かぐや」HDTVによるアントニアジ [HD]
 航空機レベルで見た月面とは? 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とNHKは、月周回衛星「かぐや」の超低高度で撮影した映像をYouTubeのJAXAチャンネルで公開。迫力の映像が見られる。

 今回公開された映像は「かぐや」から4月16日と22日に撮影されたもの。16日に撮影された映像の「かぐや」の高度は月面から約11kmで、地球上でいえば航空機から見たような高度。まさに荒野の月面をなめるように撮影されている。22日の分は高度約21〜22kmの映像で、こちらは「アントニアジ」と呼ばれる地域を撮影しており、クレーターの凹凸がはっきりと映し出されている。「かぐや」は月面を徐々に高度を下げながら周回しており、6月11日には月面に落下する予定だ。

 また、長期滞在員として3月から国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している若田光一宇宙飛行士の帰還スケジュールもNASAから発表になった。彼を迎えに行くスペースシャトル「エンデバー号」は6月13日20時17分(日本時間)に打ち上げの予定。このエンデバー号には「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームと船外パレット組み立てミッションが組み込まれており、このミッションで「きぼう」日本実験棟のすべての構成要素の取付けが完了することになっている。またこのミッションの模様も動画で公開される予定だ。
《関口賢》
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