最後の飛行を終えたスペースシャトル、アトランティスの永久展示施設が建設される。18日(現地時間)、その起工式が行われた。 展示施設はケネディ宇宙センターに建設される。広さ65,000平方フィートで、観光、教育用の展示施設となる。2013年7月に完成の予定。 起工式にはスペースシャトルの最後のミッションを指揮した宇宙飛行士クリス・ファーガソンを始め、ケネディ宇宙センタービジターコンプレックスのビル・ムーアCOO、ケネディ宇宙センターのジャネット・ペトロ副所長、フロリダ州のジェニファーキャロル副知事などが出席した。 ファーガソン氏は「この日を祝うことができるのは非常に幸運だ。アメリカ合衆国の市民の無限の可能性の記念碑として、また、私たちの後に続く人々を鼓舞するため、アトランティスを展示する」と述べた。 アトランティスはあたかも宇宙を飛行中のように展示され、ペイロードもオープンしてその内部まで見られるようになるという。