日立、ディスクアレイ「AMS2000シリーズ」がSPC Benchmark-1で世界最高値を樹立 | RBB TODAY
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日立、ディスクアレイ「AMS2000シリーズ」がSPC Benchmark-1で世界最高値を樹立

エンタープライズ ハードウェア
ミッドレンジディスクアレイ「AMS2500」
  • ミッドレンジディスクアレイ「AMS2500」
  • ミッドレンジディスクアレイ「AMS2100」
 日立製作所は25日、ミッドレンジ向けディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage 2000シリーズ」(日立 アダプタブル モジュラー ストレージ2000シリーズ/AMS2000シリーズ)が、ミッドレンジディスクアレイ製品でのStorage Performance Councilのベンチマークテスト「SPC Benchmark-1」において、データ入出力の処理速度と応答時間の世界最高値を記録したことを発表した。

 「SPC Benchmark-1」は、1秒間のトランザクション処理回数、ならびにシステム価格と性能関係を示すためのSPC-1 IOPSあたりの価格など、ストレージ性能値を評価する標準的なベンチマークテスト。具体的には、「AMS2000シリーズ」の最上位モデル「AMS2500」が、二重化された2つのコントローラで構成されたミッドレンジディスクアレイ製品において、世界最高の1秒あたりのデータ入出力処理速度、89,491 SPC-1 IOPS値と応答時間8.98ミリ秒を樹立したという。さらに、下位モデル「AMS2100」においても、入出力データを処理する際の1秒間あたりの価格性能値で、同等製品クラスでの世界最高値($5.95/SPC-1 IOPS)を記録した。

 「AMS2000シリーズ」は、ダイナミックロードバランスコントローラをミッドレンジクラスとしては世界で初めて搭載するなど、顧客業務に重点を置き、顧客自身が複雑なシステム構成やその運用を意識しなくてもストレージ資産の最適な活用を実現するという統合ストレージソリューションコンセプト「Services Oriented Storage Solutions」に基づく製品。2008年10月に「AMS2000シリーズ」全3機種をグローバル市場で販売開始した。同社では今回の記録達成について、顧客のストレージシステムへの投資を最小限に抑えつつ、データ処理の高速化と性能を実現できるため、運用管理を簡素化するとともに、顧客の投資対効果の向上やTCOの削減が実現できるとしている。
《冨岡晶》
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