KDDI研、携帯電話を使った医用画像伝送システム「MobileMIMAS」最新版を発表 〜 汎用画像フォーマットに対応
エンタープライズ
モバイルBIZ
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
NEC、「タイ皇太子病院基金」(CPHF)から受注したモバイルWiMAXを稼働開始
-
電子カルテ情報サービス「ポケットカルテ」、10,000ユーザを突破
MobileMIMASは、au携帯電話を用いて病院外から迅速かつセキュアに医用画像を閲覧できるシステム。最新版では、医療用画像検査機器の標準画像フォーマットであるDICOM(DigitalImaging and Communications in Medicine)だけではなく、JPEGやBMPなど、さまざまな汎用画像フォーマットに対応した。CT(コンピュータ断層診断装置)画像1枚当たり約1秒で伝送可能。さらに、医用画像を携帯電話のような比較的小さな画面で確認する場合には、画像の高速なスクロール、拡大・縮小処理が必須だが、KDDI研究所が独自に開発した高速画像閲覧技術を携帯電話に搭載、対応に成功した。
MobileMIMASは、主に脳梗塞のような緊急性の高い疾病患者に対し、外出中の専門医がCT画像を閲覧する用途で使用されている。そのため、CTから出力されるDICOMフォーマットの画像を入力対象としていた。これに加え、最新版では、JPEGやビットマップのような汎用フォーマットの画像入力を可能とした。これにより、たとえば紙やフィルムでしか出力できない検査機器の出力をデジタルカメラで撮影した画像(心電図、X線写真ほか)、皮膚や外傷の状態をデジタルカメラで撮影した画像などをMobileMIMASに入力できるため、各診療科において、多様な用途で利用可能となった。また、最新au携帯電話には3.1〜3.5インチの大画面ディスプレイが搭載されているため、医用画像を大きく拡大して表示できる。携帯電話でも画像の詳細部分の確認ができ、外出中の専門医はいつでも医用画像を確認でき、医療現場に適切なアドバイスを与えることができる。またMobileMIMASでは、インターネットを経由しない画像伝送を実現しているため、インターネットからの伝送データの盗聴や改ざん、サーバへの不正アクセスといった問題を排除できるという。
関連リンク
関連ニュース
-
NEC、「タイ皇太子病院基金」(CPHF)から受注したモバイルWiMAXを稼働開始
-
電子カルテ情報サービス「ポケットカルテ」、10,000ユーザを突破
-
トニー・レオンが正義感あふれる医師を好演〜「Dr.くまひげ」香港版
-
14人編成になった新生EXILEの人気PVや貴重映像を!!
-
「ICTビジョン懇談会」が総務大臣に緊急提言 〜ICT産業を国家成長の柱に
-
日本のネット広告費は5,373億円。前年比116.3%と続伸 〜 電通調べ
-
NECと日本事務器、レセプトオンラインなどの医療システムで協業を強化
-
未来のICTのタネ募集! 〜 総務省「u−Japanベストプラクティス2009」公募開始
-
米IBMと米Google、医療分野で提携
-
PC&ネットでメタボも管理 —— コンティニュアHA、次世代ヘルスケア機器のガイドラインを発表
-
内視鏡レポート作成向けに開発された音声入力システムが販売開始
-
カシオ、業界初の医学英英辞典を含む医学コンテンツを収録した電子辞書
-
汚れたら流しで洗えばOK! スリー・アールシステム、完全防水・防塵キーボード
-
米インテル、クレイグ・バレット会長が5月に退任
-
不満放出サイト「booing.jp」、1月31日でサービス終了
-
【FOE 2009 Vol.5】自治体との独自取り組みも九州地方で展開——QTNetのFTTH接続サービス「BBIQ」
-
KDDI、ビジネスシーンに徹底した携帯新ラインナップ「E05SH」「E06SH」発表 — 「.net by au」にも対応
-
聖路加国際病院、インテル vPro テクノロジー搭載PCを約500台導入
-
NEC、米NYセイント・ジョセフ病院にRFIDタグを活用した温度管理システム構築
-
病気に負けずに明るく生きる家族を描く「ありがとうございます」
-
NTTと慶応大、4K超高精細映像によるテレビ会議の実演に成功