NTTデータ、携帯電話を利用したワンタイムパスワード認証「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」を販売開始 | RBB TODAY
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NTTデータ、携帯電話を利用したワンタイムパスワード認証「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」を販売開始

エンタープライズ その他
「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」利用イメージ
  • 「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」利用イメージ
 NTTデータは5日、「ワンタイムパスワード認証サービス(BizEmotion-OTP)」のあらたなサービスとして、企業内利用を目的とした「BizEmotion-OTP EnterpriseEdition」の販売を開始したと発表した。

 「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」は、RSAセキュリティの技術協力により開発された製品で、ワンタイムパスワードを表示させる装置(トークン)には社員の携帯電話を利用し、社員へのトークン配信業務やトークン管理業務をSaaS型のサービスとして提供する。携帯電話の所有者が携帯電話にダウンロードしたアプリケーションにIDとパスワードを入力することによりセットアップが完了し、すぐにトークンを利用開始でき、3キャリア340機種の携帯電話に対応する。ハードウェアトークンと併用も可能だ。

 トークンの配信・管理はNTTデータのセンターにて一括して実施するため、導入企業にとって、デリバリー面や運用面等のコスト削減や利用する社員の利便性向上が期待できるとのこと。また、他のSaaS事業者とも連携が可能で、SaaS事業者が提供するサービスのセキュリティ強化を容易に実現することができる。NTTデータでは従来より「BizEmotion-OTP」として、携帯電話を利用したワンタイムパスワード認証サービスを提供しており、主にインターネットバンキングにおける認証強化を目的とした金融機関向けにサービス提供を行ってきた。今回、あらたにサービスを開始する「BizEmotion- OTP Enterprise Edition」は、企業内での利用を対象に、携帯電話版ソフトウェアトークンの提供を行うものとなる。従来企業内のワンタイムパスワード認証において一般に使われているキーホルダー型のハードウェアトークンは、小さく携行に便利等の利点がある反面、紛失や利用者への配送等の物理的な扱いが発生するため、管理者サイドの負担が課題となっていたが「BizEmotion-OTP Enterprise Edition」を活用することで、管理面の課題を解決することができるとしている。

 すでにRSAセキュリティ社製のワンタイムパスワードを導入している企業では、認証サーバソフトであるRSA Authentication Managerをそのまま使うことが可能で、開発を伴うことなく、本製品を導入することが可能。あらたに導入を検討している企業に対しては、トークンの提供と共にサーバの導入から構築までをサポートする。
《池本淳》
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