元気モバイルとアルカディア、Android用音声認識・音声合成向けミドルウェアを共同開発 | RBB TODAY
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元気モバイルとアルカディア、Android用音声認識・音声合成向けミドルウェアを共同開発

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 元気モバイルとアルカディア7日、携帯電話用ソフトウェアプラットフォーム「Android」に向け、音声認識・音声合成機能を組み合わせたミドルウェアを共同開発することを発表した。

 元気モバイルは、ゲームを中心とした携帯電話向けエンターテインメントコンテンツの企画・開発実績を持つ一方、アルカディアは、公共機関や医療・教育等の分野において音声技術開発および運用の実績を持っており、2007年11月には、独自に共同開発した携帯電話向け音声認識ライブラリー「呼魂」(こだま)をリリースしている。「呼魂」の技術は、サーバーを介さず、携帯のアプリ内で、入力した音声を平均95%以上・平均速度1秒前後で認識することが可能で、「直感☆うそ発見器」などのゲームアプリケーションで利用されている。

 元気モバイルとアルカディアは、音声合成ライブラリ「呼魂」で培ったノウハウを利用し、「Android」用の音声認識・音声合成向けミドルウェアの開発に取り組んでいるとのこと。「Google Reader」を音声合成で読み上げるミドルウェアとして開発されており、「ニュース、メールを肉声に限りなく近い音声合成でスムーズに読み上げる」「端末本体の操作を音声入力(音声認識技術)により行う(Androidのインターフェースの音声化)」「これら2つの機能を日本語だけではなく多言語で実現する」という3点を目標にするという。

 なお、新技術には2008年8月に配信された「直感☆スポーツニュース」で使われた音声合成エンジンが利用されており、「Android」上でニュースを日本語で読み上げる機能はすでに実装済みとのこと。
《冨岡晶》
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