アップル、最廉価MacBookがまさかのモデルチェンジで大幅性能強化 | RBB TODAY

アップル、最廉価MacBookがまさかのモデルチェンジで大幅性能強化

 アップルは、ノートPC「MacBook」シリーズの最廉価モデル「MacBookホワイト」にまさかの大幅強化をともなったモデルチェンジを行った。価格は114,800円。

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 アップルは、ノートPC「MacBook」シリーズの最廉価モデル「MacBookホワイト」にまさかの大幅強化をともなったモデルチェンジを行った。価格は114,800円。

 同製品は、アルミニウムユニボディ採用の「MacBook」とはことなり、ポリカーボネートプラスチックをボディに採用した最廉価モデル。旧世代の非力なインテル内蔵グラフィックを一新し、アルミボディMacBookと同じくグラフィック統合型チップセット「NVIDIA
GeForce 9400M」を採用した最新プラットフォームにそろえられた。搭載メモリも1GBから2GBに拡大。さらに、アルミボディではMacBook省かれ、上位機種「MacBook Pro」の機能とされていたFireWire400ポートが継承されている。GeForce 9400Mを利用した動画の再生やエンコードの高速化は、動画編集でも恩恵を受けることができる。

 2008年10月にMacBookはアルミボディの新型を投入し、GeForce 9400Mを採用することで大幅なグラフィック機能の強化を行っていた。一方で、従来のポリカーボネートホワイト筐体の2.1GHzモデルは、コンボドライブからスーパードライブに変更して1GBのメインメモリと120GBのHDDを組み合わせ、米国での価格は999ドル、日本では11万4800円として販売していた。

 グラフィックはチップセットに内蔵されるインテルのGMA X3100を利用しているため、次期OS「Snow Leopard」の環境では十分な性能を発揮できないことが予定されており、アルミボディの新モデルの価格が下がってくるまでの一時措置として旧モデルが残されていると見られていた。

 今回のモデルチェンジにより、同製品と同じクロック数(2.0GHz)を備える148,800円のアルミボディ下限モデルとの価格差は34,000円。高級感たっぷりのアルミボディは魅力だが、カジュアルで清潔なデザインのホワイトモデルは、ビギナーならずとも魅力的に見えてくる。メモリとHDDの交換が容易なMacBookなので、市販されている500GBのHDDと2GBのSDRAMを2枚購入すれば、15,000円を切る追加投資で4GB/500GBへのスペックアップが可能なのだ。

 また、今回のモデルからは「iLife'09」が付属するので新しくなった「iMovie'09」や「iPhoto'09」、「GarageBand'09」を利用できる。自宅のDVカメラで撮った家族の思い出を、FireWireで取り込んでiMovie'09で編集&DVDに保存、そしてYouTubeにもアップなど、PCの楽しみはインターネットだけではないと感じさせてくれる最廉価モデルの登場といえる。最廉価機の大幅パワーアップは、不況に対するアップルの回答のひとつに違いない。

 おもな仕様は以下のとおり。

●MacBookホワイト

・ディスプレイ:13.3型液晶(解像度1,280×800ピクセル)
・CPU:Intel Core 2 Duo(2.0GHz)
・メモリ:2GB(667MHz DDR2 SDRAM)
・グラフィックス:GeForce 9400M 256MB 
・HDD:120GB(SATA/5,400rpm)
・光学ドライブ:DVDスーパーマルチ(2層書き込み対応)
・インターフェース: DVI出力/VGA出力/USB2.0×2/オーディオ入/出力×各1(光デジタルおよびアナログ両対応)/Ethernet/FireWire 400など
・無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n ドラフト2.0準拠
・機能:iSightビデオカメラ内蔵/Bluetooth 2.1+EDR対応
・本体サイズ:幅32.5×高さ2.75×奥行き22.7cm
・重さ:2.27kg
・付属品:ACウォールプラグ/電源コード/クリーニングクロスなど
《三浦和也》

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