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米シスコ、エッジルータ「Cisco ASR 9000」シリーズを発表

エンタープライズ モバイルBIZ
 米シスコは11日、「Cisco Aggregation Services Router 9000 Series(ASR 9000)」を発表した。

 Cisco ASR 9000は、初のCisco Aggregation Services Routerとして4月に投入されたCisco ASR1000シリーズに次ぐ第2弾の製品だ。

 Cisco ASR 9000は、同等のエッジルータ ソリューションの最大6倍の容量(6.4テラビット/秒)と現在市場で提供されているラインカードの最大4倍の速度(400ギガビット/スロット)を提供。また、光トランスポンダーを統合することにより、IP over dense wavelength-division multiplexing(IPoDWDM)とイーサネット サービスをアグリゲーション エッジにまで拡張することが可能としている。

 また、内蔵する「Cisco Advanced Video Services Module(AVSM)」は、アグリゲーション エッジにおけるテラバイト級のストリーミング容量を実現すると同時に、コンテンツ キャッシング、広告の挿入、高速チャネル切り替え、エラー修正を提供する。Cisco ASR 9000ラインカードはSync Ethernet対応となっており、同期カードを追加するための専用スロットが必要なく、それに伴うコストが解消される。

 同システムは2009年第1四半期の出荷開始を予定しており、価格は約8万ドルからとなっている。
《RBB TODAY》
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