Cisco ASR 9000は、初のCisco Aggregation Services Routerとして4月に投入されたCisco ASR1000シリーズに次ぐ第2弾の製品だ。
Cisco ASR 9000は、同等のエッジルータ ソリューションの最大6倍の容量(6.4テラビット/秒)と現在市場で提供されているラインカードの最大4倍の速度(400ギガビット/スロット)を提供。また、光トランスポンダーを統合することにより、IP over dense wavelength-division multiplexing(IPoDWDM)とイーサネット サービスをアグリゲーション エッジにまで拡張することが可能としている。
また、内蔵する「Cisco Advanced Video Services Module(AVSM)」は、アグリゲーション エッジにおけるテラバイト級のストリーミング容量を実現すると同時に、コンテンツ キャッシング、広告の挿入、高速チャネル切り替え、エラー修正を提供する。Cisco ASR 9000ラインカードはSync Ethernet対応となっており、同期カードを追加するための専用スロットが必要なく、それに伴うコストが解消される。