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NTTソフトウェア、スマートフォン利用の小規模バス事業者向けのロケーションシステム

エンタープライズ モバイルBIZ
「MobilityLIVE/Bus」システムイメージ
  • 「MobilityLIVE/Bus」システムイメージ
 NTTソフトウェアは29日、Windows Mobile 6搭載のスマートフォンを利用したバスロケーションシステム「MobilityLIVE/Bus」を2009年1月下旬に販売すると発表した。同システムはコミュニティバスなどの小規模バス事業者向けに、事業者自身で路線変更などの運用が行える機能を標準装備し、低価格・短期導入ができるようパッケージ化。動態管理システム「MobilityLIVE」シリーズのラインナップに加えるもの。SIを含み、今後3年間で3億円の売上げを目標とするとしている。

 これまで、バスロケーションシステムを独自に構築・導入する場合、センタサーバの導入やシステム構築で数千万円規模の初期費用やメンテナンスなどコストと時間や労力がかかり、小規模バス事業者にとっては導入が困難な状況だった。今回、運行バスの台数分の携帯電話を揃え、レンタルサーバを利用することで、初期導入費用の低コスト化を実現。高額な専用車載機を不要とした。また、専門業者に依頼することが多かったデータメンテナンス作業も顧客自身で実施可能でメンテナンス費用を削減できる。通常運行中に、携帯電話へ緯度・経度情報を記録し、その走行履歴により、バス運行情報を自動的に修正する(特許出願中)。


 販売予定価格は400万円(税別)。この価格には運行管理端末1台、運用端末1台、車載機10台、サーバ1台のライセンスがパッケージとなっている。初期導入費用の目安は600万円(税別)で、スマートフォン10台、地図ソフト(MapDK V)1ライセンス、80停留所のデータ作成+サーバ/クライアントインストール含まれる。地図ソフトをインストールするPCは別途必要となる。なお、月額費用(データ通信費、データセンター費)の目安は、1日10本運行×50バス停×1回の通信2パケット×30日を想定し、35,000円(税別)。データ通信費は運行本数、バス停数により変動する。
《RBB TODAY》
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