NEC、IEEE802.11gの約3倍の高速通信ルータ——子機セットで実売10,000円 | RBB TODAY
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NEC、IEEE802.11gの約3倍の高速通信ルータ——子機セットで実売10,000円

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ワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR4500N」
  • ワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR4500N」
 日本電気(NEC)は29日、次世代高速無線LAN規格IEEE802.11nにて規定される高速化技術から複数の技術を採用した11nテクノロジー対応のワイヤレスブロードバンドルータ「AtermWR4500N」、およびUSB接続型のワイヤレス子機セットを本日から販売する。価格はオープン、予想実売価格は親機単体で9,000円前後、子機の「AtermWL300NU-G」とセットで10,000円前後。出荷時期は11月下旬。

 同製品は2008年7月に発売した「AtermWR8100N」と基本的な仕様は同じだが、同社が「11nテクノロジー」と呼ぶ技術を採用することで、IEEE802.11g準拠でありながら、従来の11g(規格値54Mbps)の約3倍となる最大150Mbpsの高速通信を実現した。Draft IEEE802.11n対応のパソコンや無線LAN子機との通信にも対応している。

 また、本体に内蔵した2本のアンテナや無線回路などの送受信機能を最適化した独自の「ロングレンジ設計」により、二階など長距離においても高速なインターネット通信が可能となっている。

 設定も簡単であるところも特徴。無線LANの接続は「らくらくスタートボタン」を押すだけでSSIDや暗号化キーワードを含む設定情報を自動的に子機に転送して登録できる。通常の有線ネットワークならば、WANボードにケーブルをさし、「らくらくスタートボタン」を押して電源を入れるだけでルータの動作モードを自動判別することが可能。その他、ネットスター株式会社の提供するインターネット悪質サイトブロックサービスにも対応している。

 本体サイズは幅35×高さ160×奥行き128mm、重さは0,3kg.。利用可能OSはWindows、Mac OS、Linuxなど、TCP/IPプロトコルに対応したOSとなっている。
《近藤》
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