仏Alcatel-Lucentは22日(現地時間)、新プラットフォーム「7705 SAR-フィクスト・フォーム・ファクタ(7705 SAR-F)」、および7705 SARファミリ・ソフトウェアの「Release 1.1」を発表した。 シングルラック型ユニットの7705 SAR-フィクスト・フォーム・ファクタは、モバイルバックホールをTDM/PDH転送からキャリア・イーサネット、IP/MPLSネットワークに移行する通信事業者向けに包括的な管理機能とエンド・ツー・エンド・ソリューションを提供するもの。同期、アップリンク、電力供給において費用対効果の高い拡張性、弾性、冗長性機能などの特性が追加されたほか、動作環境は-40度から65度までと温度耐性に優れているのが特徴だ。また、SR OSソフトウェアでは、エンド・ツー・エンドの運用、およびネットワーク管理機能が利用できるようになった。 Release 1.1ソフトウェアは、通信事業者がモバイルバックホールをイーサネットに移行する上で重要なエンド・ツー・エンドの同期イーサネット機能を搭載している。また、高速パケットアクセス(HSPA)オフロード機能を強化し、GREを用いて費用対効果が高く柔軟なオフロードを実現し、既存のMPLSサポートを補完する。
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