NTTレゾナント、オープンソース分散システム「Hadoop」の解析資料を公開 | RBB TODAY
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NTTレゾナント、オープンソース分散システム「Hadoop」の解析資料を公開

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Google, OSS 基盤技術の対応関係
  • Google, OSS 基盤技術の対応関係
 Preferred InfrastructureとNTTレゾナントは25日、オープンソース分散システム「Hadoop」に関する調査および解析資料を公開した。

 「Hadoop」はGoogleの大規模データ処理基盤技術として論文等で公開されている「Google File System」「MapReduce」のオープンソースクローン。大規模データの処理基盤ソフトウェアとして注目を集めており、Preferred InfrastructureとNTTレゾナントは共同で「Hadoop」の実用性評価を行った。本資料はその成果として公開されるものとなる。

 調査は「Google File System」と「MapReduce」の論文を比較対象とした「Hadoop」の機能の調査、ソースコード解析による「Hadoop」の実装方式の調査、実験による「Hadoop」の基本性能の調査などからなり、検証実験でも良好な性能を示したことから、「Hadoop」の実用性は十分にあるとの結論が導き出されている。

 一方で、主に信頼性に関する機能については同論文で言及されている機能の一部を備えておらず、信頼性には課題を残していることが判明したとのこと。
《冨岡晶》
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