沖電気工業とリクルートは23日、両社が共同開発した「ラダリング型検索サービス」が経済産業省の平成20年度「情報大航海プロジェクト(モデルサービスの開発と実証)」に昨年度に引き続き採択されたと発表した。 ラダリング型検索サービスは、コンピュータがユーザに質問を投げかけ、ユーザが単独では表現できなかった希望やニーズを引き出し、多種多様でかつ大量のサービスやコンテンツの中からそれとマッチするものを探し出すサービス。本年度では、昨年度の実証実験の課題や収集した対話ログをもとに、本格的なオントロジー体系を用いた対話機能、ユーザの感情や満足度/信頼度の解析などを活用した高度な対話戦略機能、ドメイン知識を効率よく構築できるツールなどの開発を行い、実際に求人情報を掲載しているサイトに同サービスを配置する実証実験を行う予定だ。