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SBモバイル他7社、PayPass+NFCケータイを使った非接触決済の実証実験を浦安で開始

エンタープライズ モバイルBIZ
 ソフトバンクモバイル、MasterCard、ジェムアルト、オリエントコーポレーション、サムスン電子、日立製作所、日本ヒューレット・パッカードの7社は共同で、「NFC」(Near Field Communication=近距離無線通信)技術を搭載した携帯電話(NFCケータイ)によるフィールド実証実験を、16日から開始する。

 約4か月の期間、千葉県浦安市内の複合型商業施設にて国際規格に対応した非接触決済の実験を行うもので、国内では初めてのフィールド実証実験となる。今回の実証実験では、MasterCard PayPassアプリケーションを搭載したジェムアルトの「NFC-USIM」を差し込んだNFCケータイを利用。買い物を決済する際は、店舗のPOSレジに接続されているPayPassリーダー/ライターにNFCケータイをかざすだけで決済が可能となる。

 リリースでは具体的な場所については「千葉県浦安市にある複合型商業施設」とされており明示されていないが、現在すでに千葉県浦安市舞浜の複合型商業施設「イクスピアリ」や千葉ロッテマリーンズのホームスタジアム「千葉マリンスタジアム」、伊藤忠エネクスの一部サービスステーション、都内の一部レストランなどにPayPassが導入されている。世界では2,800万枚以上のPayPassカードやデバイスが利用されているとのこと。

 NFCは、13.56MHzの周波数を使用した近距離無線通信の規格。ISO(国際標準化機構)によって2003年12月に国際規格化もされており、「FeliCa」や住民基本台帳カード、運転免許証等の公共系カード等で広く普及しているISO14443 TypeA/Bと互換性がある。
《冨岡晶》
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