1960年代の病めるアメリカを若きデ・ニーロで描く衝撃作 | RBB TODAY
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1960年代の病めるアメリカを若きデ・ニーロで描く衝撃作

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BLUE MANHATTAN/哀愁の摩天楼
  • BLUE MANHATTAN/哀愁の摩天楼
 ブロードバンド放送GyaOの「映画ch」では、アメリカ社会の闇を背景に描く衝撃作「ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン BLUE MANHATTAN/哀愁の摩天楼」の配信を開始した。配信期間は4月21日正午まで。

 「ブルーマンハッタン/哀愁の摩天楼」は、「アンタッチャブル」のデ・パルマ監督がロバート・デ・ニーロを起用し、若者の屈折した青春や夢の挫折をアメリカ社会の闇を背景に描く。ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した「ブルーマンハッタン/黄昏のニューヨーク」は、この作品の続編にあたる。時代に揺れる若者たちの姿にアメリカが抱える社会問題を色濃く反映させた作品で、後の「タクシードライバー」を思わせる若きデ・ニーロの狂信的な演技と、劇中映画「BE BLACK BABY」の迫力は圧巻だ。

 覗きは芸術だと考えるジョン・ルービン(ロバート・デ・ニーロ)は、双眼鏡で向かいのマンションに住む人々の生活を眺めている。ある日ポルノを推奨する業界人に覗きの発想を買われ、覗きの感覚でビデオテープにポルノを収めることを約束。ジョンは向かいのマンションの寂し気なひとりの女性に目を付けて、名前すら知らない彼女と何とかセックスまで持ち込み、その模様をビデオに撮って売リさばこうと考えるが……。
《関口賢》
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