ITU-T、国際標準として広帯域音声符号化方式「G.711Wideband Extension」を採用
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G.711Wideband Extensionは、従来の電話音声(300Hz〜3.4kHz)よりも広い帯域の音声(50Hz〜7kHz)が再生できるほか、従来方式であるG.711の符号データ(64kbit/s)に広帯域化のための16〜32kbit/sの符号データを追加して伝送するため、G.711の符号データだけを取り出して従来電話と通話できるというもの。また、パケットが消失しても欠落した部分の音声を高精度に復元する仕組みを備えているため、途切れの少ない快適な通話ができることに加え、携帯電話やVoIPの半分以下となる5ミリ秒単位で音声を処理するため、データ処理による音声の遅延を抑えて遅れの少ない自然な通話が可能だ。さらに、処理量が8.7WMOPS以下と従来と比べて少なく、安価なDSPにも実装できる。
今後は、同方式をVoIP電話機や音声会議装置に導入すべく、実装に向けての検討を行うとしている。また、NTTのサイバースペース研究所では、7kHz以上の帯域を利用した、さらに高品質な音声符号化方式の標準化を目指し、研究開発と共に国際標準化活動への貢献を行うとのことだ。
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