マイクロソフト、Citrix Systemsとの提携拡大など、仮想化普及を促進するための戦略を発表 | RBB TODAY

マイクロソフト、Citrix Systemsとの提携拡大など、仮想化普及を促進するための戦略を発表

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 マイクロソフトは22日(米国時間)、仮想化の広範な普及促進を支援するための戦略の概要を発表した。

 デスクトップとアプリケーションの仮想化におけるエンドユーザのエクスペリエンスの向上を目的に、Calista Technologies社の買収、クライアントおよびサーバーの仮想化の領域における Citrix Systemsとの提携の拡大、Windows Vistaにおける仮想化のライセンス オプションの柔軟性向上、およびマイクロソフトの仮想化ソフトウェアの展開におけるベスト プラクティスを提供する新しいツール公開などが、具体的な戦略として発表された。

 Calista Technologiesの買収については、同社の持つ次世代デスクトップとプレゼンテーション仮想化向けのグラフィックス テクノロジーによる3次元とマルチメディアのエクスペリエンス向上が目的と見られる。サンノゼ市に本拠地を置くCalista Technologiesはマイクロソフトの完全な子会社となる。

 同社の総合的戦略ビジョン「Dynamic IT」においては、仮想化分野におけるITエンジニアと開発者のための長期技術戦略と投資が、主要要素とされている。「Dynamic IT」は、適切なコンピューティング資源を実質的にあらゆる時にあらゆる場所で提供し、高い効率性・柔軟性・費用効果を提供できるIT環境の構築を目的としており、マイクロソフトは、仮想化テクノロジーをDynamic ITビジョンの主要推進要素として重視している。

 またデスクトップの総合的管理、ユーザー移行、変更管理をより効率的かつ柔軟にし、顧客が必要なアプリケーションとデータを利用できるようにすることを支援する「Windows Vista Optimized Desktopソリューション」も合わせて発表された。クライアント コンピューティングの独自の要件に対応するために、Windows Vista、The Microsoft Desktop Optimization Pack、Windows Vista Enterprise Centralized Desktop、Windows Server(R) 2008のTerminal Servicesといった製品が利用可能。

 Citrixとの提携においては、Windows Server 2008とWindows Optimized Desktopソリューション群をベースとして、CitrixのXenDesktopとPresentation Server製品で拡張し、System Centerで管理可能とする。

 Windows Vistaにおけるライセンシングの柔軟性の向上では、Windows Vista Enterprise Centralized Desktopにおいて、Windowsをサーバ上の仮想マシンで稼動し、複数のPCやシンクライアントのどちらからでもアクセス可能となるライセンス体系とが提供される見込み。一般消費者向けには、Windows Vista Home BasicとWindows Vista Home Premiumにおいて仮想マシン環境でのライセンスが提供される。Microsoft Application VirtualizationではMicrosoft Office Systemの稼動がサポートされる(SoftGrid Application Virtualization 4.2では英語版OS上でのみ)。
《冨岡晶》

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