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OKI、ワンセグ放送受信用OFDM復調LSI「ML7127」——従来品の約1/3サイズ

エンタープライズ その他
ML7127
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 OKIは28日、小型・低消費電力のワンセグ放送受信用OFDM復調LSI「ML7127」をあらたに開発、10月下旬より順次サンプル出荷すると発表した。

 「ML7127」は、OFDM 復調部・誤り訂正部をワンチップに集積し、ARIB(社団法人電波産業会)の標準規格「ARIB STD-B31」のワンセグ放送に準拠した、OFDM復調LSIだ。独自アルゴリズムの採用により、高速移動時の安定受信特性に優れ、弱電界域での安定受信が可能となっている。その一方でワンセグ放送対応に特化することにより、従来品である「ML7107」と比較し、消費電力が約3分の1(約7mW)、チップ面積約3分の1(7平方ミリ未満)に削減されている。チップ厚も約30%削減(0.33mm Typ.)された。

 今後は携帯電話をはじめとするポータブル電子機器や、カーナビゲーション等の車載機器への適用を目指していくとのこと。リファレンスボード出荷が2007年11月、量産出荷が2008年4月に予定されている。
《冨岡晶》
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