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「アジルフォンPro」が3.0に大幅バージョンアップ〜ベースシステムにAsterisk採用、9機能を追加

エンタープライズ その他
Wi-Fi対応のスマートフォンでも使えるようになった
  • Wi-Fi対応のスマートフォンでも使えるようになった
 アジルネットワークスは8月9日より、個人向けIP電話サービス「アジルフォンPro」のベースシステムを変更し、オープンソースのIP電話サーバソフト「Asterisk」を採用した新システムを導入、「アジルフォンPro3.0」として提供を開始した。

 同社では、旧システムでは多様なニーズを満たすための開発が難しかったとし、今回ベースシステムを「Asterisk」に変更、新たに開発を行った。また今回のバージョンアップでは、昨今の公衆無線LAN環境の充実も踏まえ、nokia E61などのWiFi IP電話端末にも対応。外出先でもアジルフォンProでの発着信が可能となった。

 「アジルフォンPro3.0」で新たに追加された機能・拡張された機能としては、携帯電話や会社電話などでの同時呼び出し(3個所まで一斉着信可能)、秒数指定による転送/留守番電話応答、留守電メール送信、留守電有無のディスプレイ表示、着信履歴の表示、高精度でのFAX対応(T.38パススルー方式)、同時通話数オプション追加(1同時通話あたり月額1,000円にて追加)、iaxプロトコル対応、相互無料通話などがある。家族など複数人での利用ニーズへのきめ細かい対応が行われたバージョンアップといえる。
《冨岡晶》
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