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NEC、WAN最適化ソリューション「WanBooster」シリーズの海外展開を開始

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  • WanBoosterの基本的なシステム構成
 NECは7月26日に、WAN最適化ソリューション「WanBooster」の海外展開を開始したことを発表した。海外展開する日系企業を対象に、海外の販売、SI、保守業務などをNECの海外拠点が窓口となり対応する一貫体制を敷く。

 「WanBooster」は、WAN(Wide Area Network:広域通信網)を使用したファイル転送を高速化するもので、WANを挟んで通信を行う各拠点に設置することでファイル転送速度を数十倍高速化することが可能というものだ。米国Riverbed社からソフトウェアのライセンス供与をNECが受け、サーバ技術と組み合わせて提供するアプライアンス製品となる。

 なお、今回の海外展開開始を受けて、Riverbed社製品Steelheadとの相互接続性についても確認、同製品の保守に関してもNECを窓口とした協力体制を確立する。これにより日本でWanBoosterを、海外でSteelheadを使用する場合でも保守についてはNECによる一元的な対応が可能になる。

 海外展開の背景としては、現地の支社・支店が日本の本社から大量の情報を入手するケースや支社・支店間でファイル共有するケースが増えており、海外拠点におけるWanBoosterの導入・保守体制を望む声があったとのこと。

 将来は海外現地法人のSI力や保守力を育成し、ローカル企業への販売を強化していく考えで、NECでは、WAN最適化事業を今後3年で40億円とする事業目標を立てている。
《冨岡晶》
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