【Interop 2015 Vol.41】高速WANを安価に実現……ゼロタッチで導入も簡略化するエッジ端末 | RBB TODAY

【Interop 2015 Vol.41】高速WANを安価に実現……ゼロタッチで導入も簡略化するエッジ端末

ブロードバンド 回線・サービス

日本で提供予定のエッジ端末「Velo Cloud Edge 500-N」
  • 日本で提供予定のエッジ端末「Velo Cloud Edge 500-N」
  • WANコネクターを2ポート用意し、アクセスポイントとしても機能する
  • SDI ShowCase内に設置されたネットワンシステムズのブース。「velocloud」ではクラウドサービス部門の準グランプリを受賞した
 ネットワンシステムズは10日、幕張メッセで開催中のInterop Tokyo 2015で、次世代WANサービス「velocloud」に関する展示を行った。

 これは拠点向けに開発されたエッジ端末を利用して、ゼロタッチによるネットワークの開通を実現したもの。管理者がWeb GUI上でネットワーク設定を行った上で、エッジ端末を受け取った拠点側の人間が、そこにPCやスマホを接続。管理者から届いたメールを利用してアクティベーションを行うと、事前に行った設定がエッジ端末に反映される。

 これによって、拠点にサービスマンを派遣しなくても、発送したエッジ端末をWANに接続してもらうだけで、すぐにネットワークが開通することになる。なお、エッジ端末は無線LANのアクセスポイントとしても動作し、ファイアウォールの機能も搭載。Web GUIの管理画面からアプリの優先度などをエッジ端末単位で設定できる。

 なお、velocloudで提供しているエッジ端末では、WANのコネクターを2端子用意している。従来の高価な回線保証型の法人回線を解約し、代わりにフレッツ光などの一般向けサービスを2回線契約。同時に接続することでインフラコストを抑えながら、安定した通信速度を確保するのが狙いだ。もちろん、クライアントから接続する際には、アプリ単位でその都度、高速な回線へと通信が割り振られる仕組みとなっている。

 その他、分散されたゲートウェイから最短経路を自動で選択するため、SaaSやクラウドを利用する際にパフォーマンスが低下しないのも魅力のひとつ。支社間でもダイレクトなVPN接続が可能となる。相手側の機器を選ばないため、従来のインフラには何も手を加えず、新拠点だけにエッジ端末を設置することも可能だ。

 「velocloud」は現在海外ですでにサービスを展開中だか、今年の秋には国内向けのリリースも開始する予定。設置拠点の規模間は100クライアントぐらいを想定しており、流通、小売、製造などでの利用を想定しているという。アクセスポイントやファイアウォールなどの機材を必要とせず、回線コストも抑えられるため、拠点数の多い企業にとって魅力的なサービスになりそうだ。
《丸田》

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