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九州しんきん情報サービス、信用金庫ATMコーナーの問い合わせ電話受信システムをIP化

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 九州しんきん情報サービスは3日、九州地方の信用金庫 のATM(現金自動預金支払機)/CD(現金自動支払機)コーナーの問い合わせ電話を、IP内線で同社のコールセンターへ結ぶ受信システムを構築、合わせてコールセンターシステムを刷新し、運用を開始したと発表した。

 九州しんきん情報サービスでは、信用金庫営業時間外の問い合わせ対応業務を請け負っているが、その際の通話も一般外線で行っており、問い合わせの都度通話料が発生していた。新システムでは、信用金庫の電話システムに、内線端末としてATM/CDコーナーの問い合わせ電話機「ガイドホン」を接続できるNECインフロンティアのIPテレフォニーシステム「Aspire(アスパイア)」を利用し、問い合わせ電話をIP内線ネットワークに統合。これにより問い合わせ電話の通話料を低減するとともに、従来別システムで構築せざるを得なかった営業店の電話システムと営業店に併設されたATM/CDコーナーのガイドホンを同一システムで稼動。今後すべての店舗併設型ATM/CDコーナーのガイドホン約1,000台を順次IP内線化することにより、従来システムより九州全体で約70%の通信費削減を見込んいるという。

 さらに今回、問い合わせ電話に対応するコールセンターのシステムを刷新。問い合わせ対応履歴管理などのCT(コンピュータ・テレフォニー)機能を向上させることで、問い合わせ対応時の顧客の説明を正確に記録し、聞き間違えなどによる時間ロスを最大限なくすことができるとしている。将来的にはATM/CDコーナーの監視カメラをシステムに接続することによって、ATM/CDコーナーの顧客の様子をコールセンターで確認しながら対応を行うことなどを検討している。
《RBB TODAY》
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