ボーズ、全天候型・簡単設置の商業施設向けスピーカーなど | RBB TODAY

ボーズ、全天候型・簡単設置の商業施設向けスピーカーなど

 ボーズは12日、業務用スピーカーシステム「FreeSpace」シリーズにスピーカーとデジタルミキサー/アンプの新製品を発表した。発売はいずれも7月20日。

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渋谷のボーズ本社で行なわれた新製品発表会の様子
  • 渋谷のボーズ本社で行なわれた新製品発表会の様子
  • DS16S/SE
  • 付属のブラケットを壁に取り付けた様子。スピーカー本体をネジで留め、上部の端子にコネクタを接続するだけでオーケー。角度の調整を行なえば設置完了だ
  • DS100SE。DS16S/SEとデザインを統一してある
  • パーツも耐腐食性などを考慮
  • ポートは設置方向を変えた場合でも同様に角度が付くようになっている
  • 縦方向の場合
  • 横方向の場合。下のドライバーは垂直方向をカバーするために下に10度傾いている
 ボーズは12日、業務用スピーカーシステム「FreeSpace」シリーズにスピーカーとデジタルミキサー/アンプの新製品を発表した。外付け用のスピーカー「DS16S」「DS16SE」「DS100SE」と埋め込み型スピーカー「DS100F」、ミキサー/アンプ「DXA2120」の5製品で、発売はいずれも7月20日。

 同社はコンシューマ向け製品だけでなく、商業施設などに設置されるプロ向けのサウンドシステムでも国内で高い評価を得ているメーカー。こうした評価の理由として同社取締役副社長兼COOの栗山譲二氏は「音質はもちろん、耐久性や金具など各種アクセサリーのラインアップの豊富さ」といった点をあげる。今回の新製品でも音質とともに、全天候型モデルなどを投入しての耐久性の強化や、面倒な施工プロセスの簡略化など、使いやすさの向上が図られている。

●DS16S/DS16SE
 BGM再生やスピーチの再生に最適化したスピーカー。5.7cmフルレンジドライバー1基のコンパクトサイズで、レストランやカフェなど、会話や空間演出のための音楽再生を想定した自然な音質に仕上がっている。室内専用のDS16Sと室外での使用も可能な全天候型モデルのDS16SEをラインアップ。主な仕様は両モデル共通となっている。

 指向特性は水平170度/垂直160度と、水平垂直ともに広く、縦横どちらの方向での設置にも対応できる。
 
 最大音圧は96dB SPL(1m)。インピーダンスは8Ωで、許容入力は16W。70V/100Vラインのハイインピーダンスにも対応。スピーカー前面にマルチタップトランスを備えており、設置後も工具を使わずに手軽に出力を切り替えられる。
 
 また、本体には専用のブラケットが付属。3ステップで壁に設置できる設計となっており、煩雑な施工も大幅に簡略化されている。

 本体サイズは幅250.2×高さ124×奥行き117.1mm。重さは1.8kg(本体のみ)。本体カラーはブラックとホワイトの2モデルを用意している。価格はDS16Sが19,950円、DS16SEが24,150円(ともに1本あたり)。
 
●DS100SE
 DS16Sなどより積極的に音楽を聴かせたいスペースを想定したスピーカー。5.7cmツィドラードライバー×2と13cmウーハーという構成で、最大音圧も105dB SPL(1m)とパワフルになっている。

 こちらも屋外使用可能な全天候型モデルで、本体に使用している素材もより耐湿性の高いものを採用している。また、内部のポートに角度を付けることでキャビネットへの水の侵入を防ぐ構造となっている。

 指向特性は水平180度/垂直75度。2つの5.7cmのドライバーはアーティキュレイテッドアレイという独自の設計になっており、本体の設置方向に合わせて回転させることができる。これにより、縦横どちらの設置方法でも指向特性が変わらないようになっている。

 外観はDS16Sと同様で、3ステップで施工可能な専用ブラケットや工具不要で出力切り替え可能なマルチタップトランスといった機能も備えている。

 インピーダンスは8Ωで、許容入力は100W。70V/100Vのハイインピーダンスに対応する。本体サイズは幅380.8×高さ177.8×奥行き215.9mm、重さは6kg(本体のみ)。本体カラーはブラックとホワイトの2モデル。価格は49,350円(1本あたり)。
 
●DS100F
 天井埋め込み型のスピーカー。5.7cmツィドラードライバーと13cmウーハーという構成で、最大音圧は105dB SPL(1m)。5m以上の高い天井からの音声出力をカバーし、高さ10mからでも十分な出力が可能だという。

 指向特性は160度円錐状放射。インピーダンスは8Ωで、許容入力は100W。こちらも70V/100Vのハイインピーダンスに対応しており、フロントグリルを外すとマルチタップトランスが配されている。

 本体サイズは直径299×奥行き213.8mm、重さは5.9kg。本体カラーはブラックとホワイトの2モデルで、DS16SやDS100SEとデザインマッチを考慮している。価格は29,925円(1本あたり)。
 
●DXA2120
 DSPやミキシング機能などを統合したミキサー/アンプ。今回発表された音響システムの中枢と位置づけられており、PCレスでコントロールが可能となっている。

 DXA2120はさまざまな環境や用途での使用を想定し、3種類の動作モードを搭載。状況に応じて使用方法を変えることができる。
 
 1つめのモードはミキサーモード。これは4つの入力系統からの信号をすべてミックスして出力する。BGMを再生しながらアナウンスやスピーチなどをかぶせて出力など、小規模なイベントでの使用に適したモードだ。

 2つめはステレオセレクトモード。Lチャンネルに1系統、Rチャンネルに1系統の入力系統を割り当て、L/Rそれぞれを別々に出力するモードだ。迫力のある音楽再生などを求められるCDショップなどでの使用を想定している。

 3つめはデュアルモノセレクトモード。2階建てや複数のフロアがある店舗で、別々の音声を出力したい場合に使用するモードだ。4つの入力系統にそれぞれ別の音源を接続し、出力1と出力2でそれぞれ別の音楽を出力できる。

 また、オプションのボリュームコントローラ「DXA VC」を接続しておけば、離れた場所からも音量の調整が可能。入力切り替え機能を付けた「DXA VC-AB」も用意し、ちょっとした操作の際にいちいちアンプの設置場所まで行く手間を省ける。価格はDXA VCが6,300円、DXA VC-ABが8,400円。

 マイク/ライン入力は4系統。そのほかに、ページ入力/ダイレクト入力/AUX出力をそれぞれ1系統ずつ備える。インピーダンスのハイ/ローを切り替え可能で、ローインピーダンス時は120W+120W(4Ω)、ハイインピーダンス時は100W+100W(70V/100V)。本体サイズは幅420×高さ90×奥行き349.3mmで、重さは14.4kg。価格は186,900円。
《小林聖》

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