マイクロソフト、携帯端末向けOS「Windows Mobile 6日本語版」を提供開始 | RBB TODAY

マイクロソフト、携帯端末向けOS「Windows Mobile 6日本語版」を提供開始

 マイクロソフトは6月6日、携帯端末向けのソフトウェア・プラットフォームの最新版として「Windows Mobile 6日本語版」を携帯端末メーカー向けに提供開始したことを発表した。

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展示されていたWindows Mobile搭載端末
  • 展示されていたWindows Mobile搭載端末
  • マイクロソフト株式会社 執行役 常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利 ユージン氏
  • マイクロソフトコーポレーション モバイルコミュニケーションビジネス ジェネラルマネージャ トニー・メストレス氏
 マイクロソフトは6月6日、携帯端末向けのソフトウェア・プラットフォームの最新版として「Windows Mobile 6日本語版」を携帯端末メーカー向けに提供開始したことを発表した。

 2005年12月に提供開始されたWindows Mobile 5.0日本語版以降に追加された「メッセージング&セキュリティ機能パック」その他の各種修正プログラムを組み込むと同時に、いくつかの機能拡張も追加されたもの。なお、Windows Mobileは「Windows Embedded CE」をベースとした環境だが、最新バージョンであるWindows Embedded CE 6.0ベースになるのは次世代以降とされていることから、Windows Mobile 5.0からの全面刷新というよりは、アップデート版と位置づけられる。

 まず説明を行なった同社の執行役 常務 ビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏は、Windows Mobileの初期段階での開発目標が「Windowsの利便性を携帯性の高い端末に収めてどこでも使えるようにする」ことにあったと紹介し、その後の展開が主に“ハイエンド・ユーザー/ビジネス・ユーザー”を対象としたものだったとしたうえで、現在はユーザー数を「3年間毎年倍増させていく」努力が継続中であり、市場が大きく拡大しつつあるとの認識を示した。

 続いて登壇した米Microsoft Corporationのモバイルコミュニケーションビジネス ジェネラルマネージャのトニー・メストレス氏はグローバルでの市場動向について紹介し、全世界で125通信事業者、48端末メーカーで採用されていることなどを明らかにした。また、Windows Mobile搭載携帯電話の全世界での出荷数について、2006年度600万台、2007年上半期で500万台弱という実績を踏まえ、「2008年度には2000万台の出荷をコミットする」とした。

 さらに、マイクロソフトのモバイル&エンベデッドデバイス本部 部長の梅田 成二氏がWindows Mobile 6日本語版の機能について、簡単なデモを交えながら紹介した。機能拡張の柱となるのは「モバイル・メッセージング」「Webエクスペリエンス」「セキュリティ&開発性強化」の3点。

 モバイル・メッセージングについては、“HTMLメール対応”“Office 2007形式の添付ファイルをサポート”“RMS(Right Management Service)に基づく保護メールへの対応”などが、Webエクスペリエンスについては、“高解像度対応”“AJAX/JavaScript対応”“体感速度向上”などが、セキュリティ&開発性については“メモリカードの暗号化をサポート”“.NET CF2.0 SP1/SQL Compact Edition標準実装”などが紹介された。

 なお、Windows Mobile 6搭載機種としては、国内で既に発表済みのソフトバンクモバイル向け端末の「X02HT by HTC」「X01T by Toshiba」に加え、明日ウィルコム向けにシャープ製端末が発表される予定だ。
《渡邉利和》

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