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アドビ、共有機能やフォーム作成機能に対応したAcrobat 8ファミリーを発表

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 アドビ システムズは、「Acrobat 8 Professional」日本語版(Windows版、Macintosh版)と「Acrobat 8 Standard」日本語版(Windows版)を11月下旬に発売する。

 価格は、Acrobat 8 Professionalの通常版が5万7,540円、アップグレード版、アカデミック版が2万1,735円、Acrobat 8 Standardの通常版が3万6,540円、Acrobat 5.0、Acrobat 6.0 Standard、Acrobat 7.0 Standard向けのアップグレード版が1万3,125円、Acrobat 7.0 Elements、Acrobat 8 Elements向けのアップグレード版が3万1,290円、アカデミック版が1万3,125円。

 アドビストアでは、Acrobat 8 Professional、またはAcrobat 8 Standardを予約期間中に申し込んだ購入者に対して、Acrobatロゴ入りの80GBポータブルHDDをプレゼントする。

 Acrobat 8ファミリーでは、複数人で同時に1つの文書をレビューできる共有レビューやPDFフォーム、ファイルの結合機能などが搭載されている。共有機能は、Acrobat 8 Professionalを利用して権限を付与することで、権限を付与されたコンピューターにAdobe Reader 8、またはAdobe Reader 7.0がインストールされて共有ネットワークフォルダにアクセスしてPDFファイルでの共同作業が可能となる。また、ほかの共有ユーザーのコメントの確認やレビュー状況の追跡、オフライン状態での作業ができる。

 Acrobat 8では、PDFをWordなどの主要なフォーマットでの書き出しに対応した。

 新機能のフォームフィールド自動認識機能を利用すれば、PDF文書から自動的に情報の入力が可能なPDFフォームの作成が可能。さらにフォームの配布とデータの収集や管理を行うウィザードも用意された。

 Adobe Reader 8 日本語版(Windows版、Macintosh版)は12月、Acrobat 3D Version 8 日本語版(Windows版)は2007年上半期、Acrobat 8 Elements 日本語版(Windows版)は2007年内にそれぞれ提供を開始する予定だ。価格は、Adobe Reader 8が無償、Acrobat 3D Version 8の通常版が13万5,870円、Acrobat 3D向けのアップグレード版が4万320円、Acrobat 6.0 Professional、Acrobat 7.0 Professional、Acrobat 8 Professional向けのアップグレード版が7万4,445円、アカデミック版が4万320円。

 Acrobat 8 ProfessionalとAcrobat 3D Version 8では、Adobe Reader 8/7.0ユーザーでも電子署名をしたPDFファイルをローカル保存できる権限を付与したPDF文書の作成に対応した。また、それぞれのファイル設定やセキュリティ設定を保持したまま複数のPDFファイルをひとつにまとめたPDFパッケージ機能を搭載。また、Adobe PDF文書内に含まれるテキストやメタデータを恒久的に削除する墨消し機能も用意された。
《富永ジュン》
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