レノボ、アジア太平洋地域の経営陣に元デルの管理職2名を投入 | RBB TODAY
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レノボ、アジア太平洋地域の経営陣に元デルの管理職2名を投入

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 中国のレノボグループは17日(現地時間)、アジア太平洋地域担当管理チームへ新たに2名の役員を迎え入れたと発表した。

 新役員人事では、アジア太平洋担当プレジデント兼レノボSVP(シニアバイスプレジデント)にデヴィッド・D・ミラー氏、レノボ・ジャパンの代表取締役社長に天野総太郎氏が就任する。

 デヴィッド・D・ミラー氏は、直前までデル(中国)の社長を務め、数年間にわたって同社オーストラリアの統括責任者としての役割も果たしていたという人物。レノボでは、セールス、マーケティング、オペレーション、サービス、サポートを含め、シンガポールを本拠地としてアジア太平洋地域における顧客を対象としたすべての業務を統括管理するという。

 同氏の就任についてグループCEOのウィリアム・J・アメリオ氏は、「デヴィッドをレノボに迎えられたことを非常に嬉しく思っています。デヴィッドは職務に熱心で実績重視の姿勢を持つリーダーです。アジア太平洋におけるセールス、マーケティング、オペレーション、チャネル戦略などの豊富な経験とノウハウをレノボにもたらしてくれるでしょう。アジア太平洋地域は、レノボ全体のビジネス拡大における最も重要な地域ですが、この地域におけるビジネスの発展を新たな段階へと進めていく上で、間違いなく彼は卓越した能力を持つ最適な人材です」とコメントしている。

 天野総太郎氏は、直前まで米デル本社のコーポレートディレクターとして、日本のデルにおけるホーム&ビジネスセールス事業本部統括事業本部長および宮崎カスタマーセンター・マネージング・ディレクターを務めていたほか、マーケティング、サービスなど幅広い部門で数々の役職を歴任していた人物。9月1日の就任後の本拠地は東京になるという。

 なお、2名の前任者であるラビ・マラハ氏と向井宏之氏は、引継ぎを完了した後に、次のミッションへ移るとしている。
《村上幸治》
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