韓国のTV番組をリアルタイムにお茶の間に〜KJ韓国テレビ本日開局 | RBB TODAY
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韓国のTV番組をリアルタイムにお茶の間に〜KJ韓国テレビ本日開局

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6月15日に都内で行われた記者発表会で。左からDMI CTOの金正録氏、KJMS代表取締役の鈴木優二氏、KJMS取締役の石井慧氏、JCI代表取締役の高田京志氏
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 韓国のテレビ番組が、本国と同時にお茶の間のテレビで見られるサービスが開始された。コリア・ジャパン・メディア・システムズ(KJMS)は6月15日(水)、IPテレビ「KJ韓国テレビ」を開局した。

 まずは、バラエティ番組も充実の国際放送「KBS-World」(英語字幕付き)、ニュースチャンネル「YTN」、音楽チャンネル「M-net」の3チャンネルで、7月より本格サービスをスタート。韓国での放送がそのまま同時再配信されるため、基本的に日本語字幕は付かない。

 KJMS代表取締役の鈴木優二氏によると、「サービス開始時には在日韓国人(60万人強)を主な対象とするが、今後は日本語字幕付き放送も提供したい」とのこと。また、年間延べ177万人(平成16年・入国管理局統計)の「韓国からの旅行者を視聴予備軍ととらえ、ホテルなどへの展開も計画している」。加入数としては、3か月間で1万世帯、初年度に10万世帯を見込む。さらに、欧米や中国などへの展開も視野に入れているという。

 利用料は月額4,179円で、全番組見放題。契約時に保障料10,000円が必要だが6か月後には返金され、STBは無料提供される。

 推奨回線環境は8Mbps以上のADSLもしくは光回線で、1Mbps以上の帯域が常時確保できれば視聴可能だ。プロバイダは特に限定されていない。

 担当者によると、今後はVODサービスの提供も計画しており、番組についてはMBC、SBS、EBS(教育放送)、日本語オリジナル番組などの提供も準備しているという。KBS、MBC、SBSの新作ドラマがお茶の間で選び放題、という日もそう遠くはないのかも知れない。

 IPテレビとは、テレビ+STB(セットトップボックス)+ブロードバンド回線を利用して映像を配信するサービス。4th MEDIAやOCNシアター、オンデマンドTVなどが、同形態のサービスとして提供されている(ただし、これらはVODサービスを提供中)。「KJ韓国テレビ」のSTBは、リモコン操作のほか、マウスやキーボードでの操作が可能となっており、録画に関してはアナログ出力からの録画は可能となっている。
《編集部》
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