NECとEMC、日本を含むグローバル市場での戦略的アライアンスを拡大 | RBB TODAY

NECとEMC、日本を含むグローバル市場での戦略的アライアンスを拡大

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 日本電気(NEC)と米EMCコーポレーションは5日、日本およびグローバル市場における戦略的アライアンスの拡大に合意したと発表した。両社では今後、互いの持つ製品や技術を持ち寄り、製品ならびにソリューションを共同で開発し、世界規模で提供していくとしている。

 今回の合意において両社は、ユビキタス時代における「次世代情報管理」領域のソリューションとして、「情報量の増加・多様化」「情報の保護」「コンプライアンス」への対応を図るためのITインフラ技術に関する共通ビジョンを策定したという。同ビジョンを元に今後は、ストレージ製品/ミドルウェア製品/コンテンツ管理ソリューションの開発、および国内ストレージSIビジネスの強化という項目で協業していくとしている。

 NECはこれまでEMCのストレージ関連製品を活用したSIビジネスを展開しており、すでにEMCとの強い協業関係は築かれていたという。今回はこれまでに培ってきた両社の関係を土台として、ストレージ技術・製品をベースにした、国内のSIビジネスおよびプロダクト協業を一層強化するとともに、それを海外市場にも展開していくものだとしている。

 一方のEMCは、NECのシステム管理技術や、ITおよびネットワークにおけるプラットフォーム技術との連携で、同分野のソリューションを拡大するとともに、NECの総合的なSI力により日本のみならずグローバルへの販売強化を目指すとしている。

 今回発表された協業のおもな内容は以下のとおり。

●ストレージ製品の開発
・次期エントリー領域のストレージ製品の開発、生産、販売、サポートでの協業
・上記該当製品を双方のストレージ製品(NEC:iStorage、EMC:CLARiX)のラインアップに追加し、国内およびグローバルに販売
・次世代ストレージ製品に関する技術検討を共同で実施

●ミドルウェア製品の開発
・ITインフラの柔軟かつ迅速な管理(リアルタイム管理)の強化に向け、NECの統合システム管理製品「WebSAM」とEMCのリソース管理ソフト製品「Smarts」との相互接続性を強化し、技術・製品の相互供給を実施。これによりサーバ、ストレージ、ネットワークまでのリアルタイムなシステム管理を可能にする
・最終的には「WebSAM」と「Smarts」のフレームワーク統合を目指し、双方の製品を自社製品ラインアップへ組み込むための、技術検討を共同で行う

●コンテンツ管理ソリューションの開発
・EMCのコンテンツ管理ソフトとNECの業種、業務アプリケーションノウハウを組み合わせた新しいコンテンツ管理(ECM:Enterprise Content Management)ソリューションを共同開発し、市場展開させる
・EMCにおいては、日本市場に向けた日本語対応強化やサポート体制強化を図る

●国内ストレージSIビジネスの協業
・両社の持つストレージならびにILM(Information Lifecycle Management)のノウハウを結集する事により、販売、システム構築、保守サポート面での協業を強化し、国内におけるストレージSIビジネスの拡大を図る
・NECの持つ「プラットフォーム最適化ソリューション」とEMCの持つ「EMC Provenソリューション」や「ILMコンサルティング」を組み合わせる事により、ソリューション強化を図る。その一環として「共同検証センター」を設置する
《村上幸治》

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