フジテレビ日枝会長、ライブドアとUSENの業務提携に期待
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USENとライブドア、業務提携を正式に発表
フジテレビがライブドア株式をUSENの宇野氏に売却する理由として、「ライブドアが再生できる会社がベスト」「資本の再編成」(日枝氏)といったことがあげられる。特にUSENのGyaOを高く評価し、「ライブドアが持っているポータルサイトとUSENの動画がサービスを一緒にやるとシナジー効果が出ると期待できる」としている。さらに、「いくつか申し出がある会社がありましたが、宇野さんから強い熱意を感じました」と述べた。
この交渉だが、「今週に入り、かなり具体的な価格や方法を話し合いが始まり、昨日の夕方に決まりました」といった流れで進んだ。また、フジテレビとUSENの結びつきは強く、映画への共同出資などを行っている。さらに、日枝氏はUSENのFTTH接続サービスの開始前にデモンストレーションに呼ばれて「実は大変驚きました」との感想を持ち、以前からつながりがあったことを明らかにした
一方の宇野氏は、ライブドア株の取得について「業務提携を円滑に、より成果を出すために取得した」としている。業務提携を行うことで、「現在我々がやっているGyaOとのビジネスと、ライブドアのポータルサイトが結びつくことで、集客とメディア力があがっていくのではないかと考えました。両社ともいくつかのインターネットサービスを提供しているが、重なっているところは少なく、幅が広がる」と述べた。
また、今回は、個人でライブドア株を取得することになるが、「法人格(USEN)で取得するという選択があるなら、一定の調査を行ってからという形になる」としている。USENによるライブドアへのTOBなどについては、「ライブドアへの調査をした後での判断」とし、「一歩踏み込んだ資本関係になっても、いろいろな方法がある」と述べた。