米マイクロソフト、次期オフィススイートソフト「Office 12」のテクニカルベータ版を発表 | RBB TODAY
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米マイクロソフト、次期オフィススイートソフト「Office 12」のテクニカルベータ版を発表

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 米マイクロソフトは16日(現地時間)、次期オフィススイートソフト「Office 12」(コードネーム)のテクニカルベータ版を発表した。このテクニカルベータ版は参加登録済みの全世界のユーザーおよびパートナーに提供されるもの。同社では、2006年後半に予定されている一般公開に向けた重要なステップだと位置づけている。

 Office 12は、新しい結果指向のユーザーインターフェース、強力なグラフィックエンジンと作図エンジン、高度なタスク管理および情報管理ツールを通じて、インフォメーションワーカーの生産性を向上させるよう設計。

 さらに、ビジネスインテリジェンス、コラボレーション、エンタープライズコンテンツ管理の機能強化に重点が置かれており、ユーザーによるコンテンツの制御、ビジネスプロセスの合理化、組織の境界を越えたコラボレーション、情報に基づいた意思決定の強化を容易にするという。

 また、ユーザーが適切な成果を迅速に達成できるプログラム、サーバー、サービスの統合セットはそのままに、「Office 2003」で提供されたメリットを拡張。Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、InfoPath、OneNote、Publisher、Project、Visioなどのコアアプリケーションにまたがる新機能と、情報の作成・使用・フローをユーザーがより容易に管理できる、新しいサーバベースの機能が追加されるという。

 今回のベータ版発表について、同社のインフォメーションワーカー部門コーポレイトバイスプレジデントであるChriss Capossela氏は、「この次期バージョンのOfficeは、この10年あまりのリリースの中で最も重要なものであり、インフォメーションワーカーのビジネスの成功に多大な影響を与える新技術が含まれています。長年にわたる研究開発を終え、今後はソフトのテスト段階として、選ばれたユーザーとパートナーから技術的なフィードバックを積極的に募っていきます」とコメントしている。
《村上幸治》
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