NTT Com、東京都美術館と東京芸術劇場にてIPv6のビル管理システムを実験
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総務省、平成17年度のIPv6移行実証実験の概要を発表。マルチキャスト配信や地域行政への活用に重点
これまでのビル管理システムは、複数のベンダーがそれぞれプロトコルを定めていた。そのため、ベンダーが異なるとプロトコルも異なり、一括管理や機器同士の連携が難しかった。ここにIPv6を採用することで、これらの欠点が解消できるようになる。
具体的には、エレベーターや空調などビルのファシリティ管理システムをIPv6ネットワークで構築。これにより、複数のベンダの機器が混在していても、遠隔から一括管理ができるようになる。また、人を関知するセンサーやIPカメラを導入。そこから得られた情報を元に、人員を配置することで、混雑が緩和できるという。
さらに、センサーで得られた来場者数を計算し、空調を自動的に調整するなどの実験も実施される予定だ。
なおこの実験は、総務省の「平成17年度IPv6移行実証実験」に基づいて実施されるものだ。